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のんびり。

「靴ひも」 

2020年10月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2018年/イスラエル〕自動車修理工場を営むルーベンのもとに、かつてルーベンが捨てた妻が死んだので、発達障害のある息子・ガディを預かってほしいという連絡が入る。困惑したルーベンだが、知らん顔もできず、ガディを自宅に連れ帰る。性格の明るいガディではあるが、拘りが強く、自分の決めたルーティンを変えるのを酷く嫌がるなど、一緒に暮らすのは大変な事ばかり。それでも、2人の波長がようやく合ってきた頃、ルーベンは、体の不調を覚え・・・。試写会で観た。発達障害の青年と父親の交流を描いた、イスラエルの映画。上映後に、ヤコブ・ゴールドヴァッサー監督による、リモート舞台挨拶があったのだけれど、そのお話がとても興味深く、また、考えさせられる内容だった。ゴールドヴァッサー監督のご長男は、主人公のガディと同じように発達障害があり、「スペシャルニーズ(特別な支援を必要とする)」状況にあるそうで、この映画製作の話が来た時、自分たちの生活と似た映画を作るようなことはしたくないと、最初は断ったそうだ。けれど、ある出来事がきっかけで、スペシャルニーズの人たちの事をもっと知ってもらう必要性を感じ、映画を作られたとの事。観客の皆様の質疑応答があり、「イスラエルでは、「発達障害の方は、両親が亡くなったあとどうなるのですか?」との質問に、「自分の息子は、”村”と呼ばれる、 施設で暮らしています。 ここは民間が運営する場所で、 世界でも高水準を誇る、素晴らしい施設です。 ただ、まだまだ改善の余地はあります」と答えられた。映画の中でも、ガディが、”村”で過すシーンがあり、専門家でもない私が、分かったようなことは言えないけれど、ガディにとって、居心地の良さそうな所だと感じたのは確か。それから、別のかたの、「ガディが食堂に来て騒ぐと、 他の客たちは、 フレンドリーに接しているように見える。 日本だったら、シーンとしてしまいそうな気がする。 イスラエルの人々の方が、心が広いのでしょうか」との声に、「日本人は奥ゆかしい方が多いのでしょうが、 イスラエルは、思ったことをすぐ口にしてしまう文化なのです。 それに、映画では、 フレンドリーなように見えて、 みんな結構、ガディをからかったりしていますよね。 イスラエルも、皆が平等になるには、まだまだです」と仰られた。日本とイスラエル、たしかに国民性の違いはあるけれど、成熟した文化を築くのは、これからももっと努力が必要なのだと、..

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