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トラのミステリな日常

始業式 

2020年08月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

朝、ゴミを捨てに行ったら、二人の女子中学生が登校しているところでした。
「おはよう。クラブ活動ですか?」
「いえいえ、今日は2学期の始業式なんです」

聞くと、1、2年生は7月31日に終業式だったそうですが、3年生は補習という事で、8月7日まで授業があったそうです。

「えっ、と言う事は、3年制の夏休みは9日間やね」と私。
「土日祝はカウントしないので、4日間ですよ」と、怒ったような顔つきです(笑)

確かに、考えて見ると、8月8日〜10日までは3連休で、15日と16日は土日なので、平日の休みは11日〜14日までの4日間です。

「この暑さで、授業を聞くのも大変やね」
「教室は冷房があるので大丈夫ですが、みんな教室から出ないで遊んでますよ」

あと、二言三言、つまらない話をして、
「じゃ、気をつけてね」と、彼女たちと別れました。

ところで・・・

私の中学生の頃も、夏休みには補習というものがありました。
夏休みの前半と後半の計2週間ほどは、午前中に特別授業があったのです。

ふと思い出したのが、国語の先生の事です。
当時、50歳前後だと思いますが、生徒達は愛情を持って「おじいちゃん」と呼んでいました。

いつもはスーツにネクタイの先生ですが、補習の時は半袖の(下着のようなうすい)シャツに、下はステテコでした。
裸足でサンダルを履いて、教室に入ってきたので、
「おじいちゃん、かっこいい」と、やんやの大騒ぎです。

起立、礼のあと、「暑いから楽にして、聞いていれば良いから・・・」と声をかけられて、着席です。

すると、
「トラ君、バケツに水を一杯くんで持って来てくれへんか」と先生。
一応、「はい」と返事をして持っては来たのですが、何をするんだろうと用心しながら、先生の足元に置くと、
「こうすると、気持ちがいいんや」と、椅子に座って、裸足の足をつけました。
「今日は30度をこえるそうや。暑いな・・・。じゃ、○○ページ。××君、読んでみて」
あとは、淡々といつもの授業が始まりました。

先生の普段とのギャップに、みんなはあっけにとられていましたが、何事も無かったかのように、授業は終わりました。

1968年の夏、私が中学3年生のころの話です。
のんびりとした時代だったのですね・・・



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良い時代でした

トラ。さん

気ままなライオンさん、おはようございます

古き良き時代でした。
今となると、懐かしいですね

2020/08/18 08:34:41

懐かしいですね

気ままなライオンさん

中学生の頃。
戻ってみたい気もしますが、楽しかったままであるのもいいかなぁと思ったり。

2020/08/17 23:02:19

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