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敏洋’s 昭和の恋物語り

春先の、あちこち美術館巡り 〜堺市:Musha展 

2020年06月29日 外部ブログ記事
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第十九章:ロシアの農奴解放の日 ? 自由な労働は国家の基盤である



ロシアは近代化した他のヨーロッパ諸国に遅れをとっており、皇帝アレクサンドル2世は改革のため1861年に農奴解放令を布告した。
作中、およそ中ほどに立つ人物が布告を読み上げる役人である。
周囲の人々は熱心に聞き入るわけでもなく、また歓喜に包まれるといった風でもない。
背景には右側にクレムリン宮殿、中央に聖ワシリイ大聖堂が描かれているが、その姿は霞んでおり漠然とした不安といったものを感じさせる。

ミュシャはこの作品を書き上げる前年、1913年にロシアに取材旅行に出向いており、多数の写真やスケッチといったものがこの作品に生かされている。
(しかしロシア庶民の生活困窮は50年前と変わらず、ミュシャが見たロシアの現実は悲惨なものでした。当初は、スラヴ人最大の国家ロシアの栄光を祝典として描くつもりでしたが、この旅行から帰って画面の色調を変更しました)。 

この作品では多くの人が、わたしを見つめています――凝視している? 少し顔を傾けた老婆に見えますが違うかも知れません。そしてしゃがみ込んだ女性は、子どもを抱いているようにも見えます。赤いマフラーをした男性は、攻撃的な目つきに見えなくもありません。少し置くの列に並んでいる男性は諦めともとれる表情です。
冷たい雪で覆われた大地の上で、人々はどんな気持ちなのでしょうか。
諸問題を抱える、我が日本国ではありますが、幸せな自分が恥ずかしく思えてしまうのです。

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