続柄の欄

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トラのミステリな日常

2020年05月23日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

昨日の午後、妹と一緒に、入院している母の主治医に呼ばれて、精密検査の結果と今後の方針をなどの説明を聞いてきました。

認知症も無く心臓もしっかりしていると言う話で、元気そうでした。
病室で、
「何かいる物は･･･？」と聞くと、
「肉を食べたい。退院したら、牛肉を買いに連れてって･･･」
私が食い意地が張っているのは、母に似たのでしょうか？

ナースセンターでは、許可書を頂くために検温があります。
「体温計の音が聞こえなかったらどうしよう･･･」と思っていたら、額の前にかざされて、直ぐに検温が出来る機器でした。

今日は少し熱っぽい感じがすると思っていたら、36.4度でした。家で測ると35度台の事が多いので、36度になると、ちょっと火照ってくるようです。

ところで･･･

検温のあとは、名前や入院者名、続柄、部屋番号などを用紙に記入します。
午前中は、テニスコートのキャンセルの書類を10数枚書いてきたので、手書きの書類はちょっとうんざりです。

と言うのも、私は悪筆ですが、妹は綺麗な字を書くので、子どもの頃から妹の前で字を書くのは苦手でした。

「続柄」の欄に私が、「子」と書くと、
「そこは長男って書くのと違うの」と妹。
妹は、その欄に「長女」と書いています。

「続柄は、『子』で良いやろ。ねぇ、看護師さん？」と、検温してくれた若い看護師さんに声をかけると
「面会に来られる皆さんは、『長男』とか『長女』と書かれていますよ」
「そうですか･･･」とだけ言って、「子」と書いたままで提出しました。

気の弱い私は、
「他の人がみんな『長男』とか『長女』と書かいていても、続柄には『子』と書くのが正しいのだ！」とは、口には出しませんし、出せません（笑）

間違っていることでも、多くの方が使っていると、いつしかそれが当たり前になってくるのでしょうが、現在では、母から見た「続柄」の欄には、「子」と書くのが正しいのです。

※　オマケ
「続柄」の正しい読み方は「つづきがら」です。
一般的には、「ぞくがら」と読まれていることも多いですが、「ぞくがら」は「つづきがら」の俗な読み方です。
でも、あと30年ほど経てば、「ぞくがら」が正式な読み方になっているかも知れませんね。