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「お葬式」 

2020年05月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1984年/日本〕俳優夫妻、井上侘助(山崎努)、雨宮千鶴子(宮本信子)のところに、千鶴子の父親が死んだとの連絡が入る。夫妻は早速、葬式の準備に取り掛かるが、なにせ、初めての事。何から始めていいのか、何をどうしたらいいのか、皆目見当もつかない。それでも親類が集まり、少しずつ、準備が整ってゆくが・・・。多分、おそらく、自分は人様より、多少映画を観ているほうかな、とは思うのだけれど、それでも、まだまだ未熟者。抜けてしまっている作品も多い。伊丹十三監督の作品も、今まで1本も観た事がない。もちろん、この「お葬式」も。別に避けていたわけではなく、なんとなく、観る機会を逸してしまったというのが近い。で、今回、友人がDVDを貸してくれて、やっと観てみた。そうか、公開されてから、もう36年も経つのか。今観てみると、やっぱりお葬式も変わったな、というのが第一印象。なによりまず、自宅でするお葬式というものに、少なくとも私は、最近は、一度も参列した事がない。なので、この映画のように、遺体の入った棺を、家の中に運び入れるだけで大騒動、なんてエピソードは、過去の笑い話だろう。大滝秀治さんが演じているような、口うるさい親戚縁者というのは、いつの時代もいるんだろうけど、葬儀社の会館で行われるお葬式に、口を挟む事もないだろうし、どんなに知ったかぶりしたって、プロに勝てるわけがない。こういう爺さんの出番は、今はない。そういう意味で、面倒くさい事が何より嫌いな私にとって、今は良い時代だ。簡素化上等。それから、この映画について語る時、避けて通れないのは、(別に避けちゃいけない決まりはないけど(笑))山崎努さんと高瀬春奈さんのラブシーンであろう。妻の親の葬儀の席に、夫の愛人が、何食わぬ顔で手伝いに来る、それはいい(いいのか?(笑))。一目を避けて、性交する、それももう、勝手にすればよろしい(本当によろしいのか?(笑))。ただ、私は、このシーン、別の理由で好きじゃない。何が嫌って、高瀬さんのエキセントリックっぷりが。特に、バレッタを落としたからと、山崎さんに探させるなど、どーでもいい事に拘る様子にイライラする。私が山崎さんなら、「葬儀が終わったら別れの話し合いをするからな!」と叫んでしまいそう(笑)。でも、あのエキセントリックな感じでは、別れるのも大変そうだわねぇ(笑)。評価 ★★★☆☆

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