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「愛染かつら」 

2020年05月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1954年/日本〕看護師の高石かつ枝(京マチ子)は、独身であることが条件の津村病院で働いているが、5歳の娘がいることを、同僚たちに知られ、糾弾される。しかし、夫と死別していること、生きていくために働くしかないことなどと説明すると、皆が味方になってくれる。そんなある日、病院長の息子・津村浩三(鶴田浩二)が博士号を取り、祝賀会が開かれる。浩三は、美しいかつ枝に心惹かれ、求婚する。浩三は、家が決めた結婚を退けるために、二人で京都に行こうとかつ枝を誘う。ところが、旅立つその日、娘が高熱を出したせいで、かつ枝は約束の列車に乗れなかった。それから少ししたころ、かつ枝の作曲した歌が、レコード会社で認められ、かつ枝は歌手としてデビューすることに・・・。メロドラマだわ。今の時代では、まず作れない話だ。ケータイがあったら、成り立たない話だ。生まれた時からケータイがある、10代の若者が観たら、「なんで遅れるって電話しないの?」と不思議がられてしまいそうだ(笑)。この映画の大きな擦れ違いは3回。・かつ枝が、浩三の乗る京都行きの列車に乗り遅れた場面・浩三を追いかけて京都に行ったかつ枝に、 浩三の親友が「彼は来ていない」と嘘をついて、 彼女を追い返した場面・東京に戻った浩三を偶然街で見かけたかつ枝だけれど、 浩三が、親友の妹と一緒だった事に誤解する場面どれもこれも、2人が密に連絡を取り合っていたら、裏切られた、なんて思わずに済んだ事ばかり。まぁ、ケータイがあるから、便利だからと、何でもかんでも、良い事ばかりとは言えないけど。ケータイのおかげで、しなくてもいい面倒事が増える場合もあるし。それから、1938年の田中絹代版でも感じた事だけど、 ↓https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2011-03-27看護師だったかつ枝が、なぜか歌手になる、というのも、不思議な展開だなぁと、面白さ半分、違和感半分な気持ちで観ていた。原作者は、川口浩さまのお父様・川口松太郎さん。松太郎さんが書かれたものなら、何でも許す、みたいな気持ちになってしまう私も変だけど(笑)。この映画、田中絹代版、京マチ子版だけかと思っていたら、他にも、水戸光子版と、岡田茉莉子版があることを、今回、知った。あぁ、観てみたい。でも、ソフトがないので、名画座にかかるのを待つしかない。といっても、昨今のコロナ騒動で、今は、名画座の存続さえ危ぶまれている。本当にコ..

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