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のんびり。
「哀愁のサーキット」
2020年03月31日
テーマ:テーマ無し
〔1972年/日本〕満田和郎(峰岸徹)は、プロのカーレーサー。彼はある日、海岸で、自分のレコードを海に投げ捨てている人気歌手・榊ナオミ(木山圭)と出会う。数日後、満田は再びナオミと出会った。マネージャーを撒き、仕事をほっぽり出して、デートする2人。それから数日間、濃密な時間を過ごしたあと、ナオミは帰ってゆくが、芸能レポーターに囲まれ、激しい追及を受ける・・・。なんだかベッドシーンの多い映画だなぁ、全体の3/4くらい、ベッドシーンだよ、ここまでくるとお腹いっぱい・・・なんて思いながら観ていたのだけど、ブログを書くにあたって、この映画について調べてみたら、えーーー!ビックリ!これって、日活ロマンポルノなの!?一般映画がポルノっぽかった、という経験はあるけど、ポルノと知らないでポルノを観た経験は、初めて(笑)。何も知らないから、そのシーンになると、音量を落として観ていた(笑)。近隣の皆様に聞こえたら、恥ずかしいので(笑)。しかも、ウィキペディアによると、ベッドシーンは、「愛のコリーダ」顔負けの、本番だったとか。なんだ、それを知っていたら、そのつもりで観たのに(笑)。もう一度観ればいいんだろうけど、またDVDをセットするのが面倒くさいしなぁ。いや、この映画、私にとって重要なのはそこではない。何がすごいって、この映画には、歌手の石川セリさんが、ご本人役で出演されているのだ。高校時代のある日、クラスメイトが、私の机に、何か詩を書いたメモをぽんと置いた。そこには、石川セリさんの、「小さな日曜日」の歌詞が書かれていて、それを読んだ私は、感動で泣いてしまった。クラスメイトは、きっと私の好きそうな歌だと思って、そんな事をしたのだろう。今思えば、JKが好きそうな、感傷的な歌だけど、その頃の私にはショックだった。クラスメイトがなぜそんな古い歌を知っていたのかは、今でも分からないのだけれど。それがきっかけとなり、セリさんの曲を聞きまくった私は、彼女が大好きになった。なので、お若い頃のセリさんが歌手役で、何曲か歌を披露しているシーンに、感激で。そんな事もあって、ポルノだとは夢にも思わなかったんだろうなぁ。(まだ言ってる(笑)。評価 ★★★☆☆
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