メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

人生いろは坂

バベルの塔 

2020年03月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



この世の中は言うまでもなく人の世の中である。人あればこそ成り立っている。
当然といえば当然なことなのだが、意外にもこのことが忘れられている。

それは目先のお金やモノと言ったものに目が奪われているからだ。
今回の世界的流行となった新型肺炎の問題にしても如実にそのことを物語っている。

この病気は人から人へと感染する。当たり前の事だが人がいなければ感染はない。
ということで感染防止のために各国は競って国境を閉鎖している。
人の行き来を制限し感染の拡大を阻止しようとしているのだ。

旧約聖書に書かれた「バベルの塔」の逸話が今に伝わっている。
有史以前の話だが、その頃の人間も驕り高ぶっていたようだ。
人々は神をもあざ笑うかのように壮大な塔を築き、自らが神になったように振る舞っていた。
神はそうした人々の行いに怒りを覚え天罰を下した。

人々の共通語を取り上げ、お互いの意思疎通が出来なくしてしまったのだ。
こうして世界中に共通言語を持たない人々が散っていった。

そして今また人々は同じ過ちを繰り返している。
世界中の主要都市には雲をも凌ぐほどの高層ビルを建設し、経済的な繁栄の中で
驕り高ぶっている。
バベルの塔の時と同じように天は怒り再び鉄槌を加えたのだろうか。

コロナウイルスという得体の知れない病原体が、かつてないほど世界を混乱させている。
欧米各国は競って国境や地域を封鎖し、人々の交流を断っている。

そんな中でも心温まる話題が伝わってくる。
多くは過去に天災などで被災した地域からだ。
お互いに痛みを感じてきたこれらの地域では助け合おうという優しい心が満ちている。

様々な動きが始まっている。こうして不幸を不幸に終わらせることなく、
新たなる飛躍に向けて動きだそうとしている。
こうしたことを考え行動できるのは、様々な試練を受けてきた日本人だからこそだ。

本当に不幸な出来事ではあるが、これも学びのチャンスだと考えれば不幸だけに
終わらせることなく、不幸を乗り越えていけそうな気がするのだ。

コロナ騒ぎが終息しても経済的に立ち直るには相当の歳月を要するだろう。
あるいは従来型の経済一辺倒だった思想に大きな変化があるかもしれない。
今はそのような時であるような気がしている。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ