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人生いろは坂

仮想現実 

2021年09月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



長らくの間、疑問であったことに、この年になってやっと回答が見えて
来たような気がしています。

自分は何故、この世に生を受けたのだろう。
そんな漠然とした素朴な疑問は、私の幼少期からずっとありました。
誰でもが抱いている疑問かと思っていましたが、
先日、弟と話をしていて、この疑問は私だけのものだと分かりました。
むろん、世間は広いですから他にもそんな疑問を持っておられる方も
少なくないと思います。

ずいぶん前の話になりますが、マトリックスと言う映画が
上映されたころ、この映画を見てふと思ったことがありました。
夢の中をさ迷うようなこの映画の体験は、仮想現実等ではなく
あるいは本当の事なのかも知れないと思ったのです。

最近では、自分の想いが思いの通りではありませんが、
またスムーズに実現することはありませんが、それでも
何とはなく一つ一つが実現していくことに気が付いて
驚いています。

振り返って考えてみれば、急にそのようになったのではなく、
長い時間をかけて次第に変化してきたように感じています。
だから鳥肌が立つような驚きはないのですが、やはり感動して
いますし、驚いてもいます。

また、よくよく思い出してみれば、全ては社会人となって始まった
ようにも思いますし、いやいや、子供の頃からずっとそうだった
と思うようなこともあります。

人間はこの世に誕生する前に自分の生きたい人生を選んで
生まれて来るのだと言うことを、あるドキュメンタリー映画で
観た記憶があります。

つい最近、量子物理学のことをネットで拾い読みしていた時、
あり得ないことに人間の個々の意識が自分が見ているものを
作り出している、いわば仮想現実だと言うことを知りました。

自分が作り出す意識の世界の中で自分一人が生きている。
考えてみれば実に孤独で心寂しい世界を生きている、体験して
いるのだと言うのです。

ですから、自分の両親も兄弟も結婚したら自分の妻や子も
全ては自分の意識の投影として、この世に存在しているものだと
言うことになります。

そうしてみると、周辺の景色も人間関係も自分の意識が
作り出したものとは言え、かけがえのないものです。
そうです。そうでなければ自分一人だけが存在する
実に無味乾燥な世界を生き続けなければならないのです。
これでは人生ゲームになりません。

社会人になって様々な人に出会って来ました。
人間関係において悩んだこともあれば、嫌な思いをしたことも
たくさんあります。

それら全てが自分の意識によって作り出されたものであり、
その作り出したものと葛藤していたと言うことになります。

そう言えば、近くに存在したそうした人達は、私の舞台から
いつの間にか消えていきました。
ある人は死んでしまい、ある人は会社を去り、ある人は大病を
患い、ある人は死ぬような事故に遭って、私の意識の中では
遠い存在になってしまいました。
そして定年まで勤めていた会社まで消えてしまいました。
念の入ったことです。

そして今、定年後に始まった新しい人生を生きています。
この場においても次々に新しい出会いがあり、今もその出会いの
中にいます。

そして夢として抱いていたことが、様々な形、中には形に
ならないような歪(いびつ)なものもありますが、曲がりなりにも
形となって実現し続けています。

しかし、こうして書いていることすら、仮想現実なのかも知れません。

このような過去の体験や今も体験していることを書き残したい
と言う思いからパソコンに向かい、キーボードを叩いています。
しかし、この作業ですら自分の意識が自分をしてパソコン上に
文字を残しているだけかも知れません。

この世に生を受けて、本当に数えきれないほどの嫌なことも
体験してきましたが、人生の終盤にさしかかった今、
悔いになることは何もありません。
今はただ、たんたんと生きて生を全うしたいと思っています。

それにしても望みもしない、この新型コロナによる混乱や
地球温暖化による世界の終わりを暗示するような出来事は
いったい何なのでしょうか。

私の心の片隅にそんな体験をしてみたいと言う意識が存在して
いたのでしょうか。存在していたとしたら、それは何故、
疑問は残るばかりです。

今も自分の望むことの様々なことが、ことの大小はありますが、
多くが実現しています。天気になって欲しいと望めば天気になります。
と言うか強く念じるとか意識をしなくても好ましいことが
現実のものになって現れるのです。但し、宝くじが当たるとか
そんな夢のような破天荒なことはありません。

お釈迦さんが伝えたと言う般若心経の中にも色即是空とか
空即是色などと書かれた一節があります。
この解釈を読むと「この世のあらゆるモノや現象には、実体がない」
となっています。

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