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人生いろは坂

日本人の底力 

2020年03月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



今から9年前、私たちの身も心も凍らせてしまうような大事件がありました。
東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の大事故でした。
わずかな放射能漏れさえも事件として大きく扱われる原発事故が、
あろう事か大爆発を起こしたのです。
原発は安全だと言う神話をもろくも覆す大事件でした。
そして放射能汚染は周辺だけにとどまらず、東京や関東一円に大きく広がり、
更には太平洋を越えてアメリカ大陸にまで広がっていきました。

当然のことながら予測のつかない事件であっただけに、
外出禁止令も発せられるのではないかと冬の寒さもあって身も心も凍り付いたのでした。
私は放射性ヨードを防止する意味もあって昆布を買って常に噛んでいました。

幸いにも偏西風の関係もあって、多くは太平洋側に流れていきましたので
西日本地方にまでは影響もなかったようです。
しかし、東京や関東地方一円は広く放射能に覆われて都心でも放射能が検出されました。
日本の多くの人口が集中する東京や関東圏の人々を移動させることも
非現実的であり過ぎました。
移動させる方法もなく、被爆しながらやむなく時が過ぎるのを待つばかりでした。

いったい、あの時の放射能漏れはどうなったのでしょうか。
地中深く沈み込んでしまったのでしょうか。
それとも何かの働きで放射能レベルが下がったのでしょうか。
一番早い放射性物質でさえ半減期が30年と言われています。
あれから未だ9年しか過ぎていないのです。
一方、被災地近くの福島では放射能レベルが下がったということで、
順次、帰宅困難地域の解除が行われています。

私たちは今回の新型コロナウイルスと過去に起きた原発事故の二つをたった
十年の間に経験するという稀有な体験をしています。
何という時代でしょうか。
こんな時代に生まれ合わせたことを実に不思議に感じています。

まだまだこれから先、どんなに困難なことが待ち受けているかも分かりません。
そして、その時の原発事故以上に深刻な影響を受け始めているのが
今回のコロナウイルス騒ぎだと思います。
本当に経済破綻を来しかねない状況が現実味を帯びてきました。
私たちの社会はウイルスごときに簡単にやられてしまうような脆い社会なのでしょうか。
繁栄を極め、その繁栄故に謙虚さを忘れ、おごり高ぶっている私たちに
鉄槌を加えるような出来事の数々。

自然に生じたこととは思えないようなドラマチック性を感じています。
そして仮想現実を目の当たりにしているような感じさえしています。
緊急事態とは言いながら望むべくは、望むべくはその言葉に
踊らされないように冷静沈着な判断と行動が望まれます。

日本人は他民族が未だかつて経験したことのないような悲惨な経験を
数多くしてきました。
そしてその度に雄々しく立ち上がって来ました。
昔からことのほか天災の多い国に住んできました。
その度に助け合いながら復興を成し遂げて来ました。
これからもそうしていくことが我々自身と祖国を守ることに繋がるのではないでしょうか。

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