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「殺陣師段平」 

2020年03月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1962年/日本〕「新国劇」の殺陣師・段平(中村鴈治郎)は、創立者の沢田正二郎(市川雷蔵)から、もっとリアリティのある立ち回りをしてほしいと言われ、途方に暮れる。無学の段平には、大学出のインテリである沢田の言う意味が、理解できなかったのだ。荒れた段平は、酔ってチンピラと喧嘩になり、すると、そこにリアリズムを発見。それをヒントにした立ち回りは、大評判となる。次の目標は、東京での成功。女房のお春(田中絹代)を置いて、沢田について上京した段平だが、東京では、段平の殺陣はなぜか受けず、さらに、お春の具合が良くない、と電報が届く・・・。昨日書いた、1955年の「殺陣師段平」のリメイク。この映画のタイトルと、市川雷蔵主演、と聞いた時は、てっきり雷蔵が段平という人の役を演じているのだとばかり思い込んでいた。でも、1955年版を観て、雷蔵が段平の役って変だ、おそらく段平は、中村鴈治郎で、雷蔵は、沢田を演じるのだろうと、察しがついた。大学を出た、インテリで、「新国劇」の創設したという沢田の役が雷蔵にピッタリだ。眼鏡姿も決まっている。もちろん、段平を演じる、中村鴈治郎さんもいい。私は鴈治郎さんが大好きだ。大阪の飄々としたおっさんの役をさせたら日本一。たまに、標準語の役をされている映画を観ると、ガッカリしてしまう(笑)。段平と、女房のお春とのやり取りは、55年版の方が断然いい。山田五十鈴さんと、田中絹代さんの違いもあるのかもしれないけど。やっぱり山田五十鈴さんって、色気があって、可愛い。難を言えば、こちらの方は86分、55年版は103分なので、かなり短く、なんだかダイジェスト版を観ている気がしないでもないけど。この映画、1955年に、森?久彌さんが段平役を演じる、「人生とんぼ返り」というタイトルの作品もある。女房役は、山田五十鈴さんが再演しているようだ。うーん観たい。レンタル店にあるのは分かっているので、借りに行かなくちゃ。評価 ★★★☆☆

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