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「殺陣師段平」 

2020年03月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1950年/日本〕大正時代。大阪。「新国劇」で、役者たちに殺陣をつけていた殺陣師・市川段平(月形龍之介)は、創立者の沢田正二郎(市川右太衛門)から、もっと、殺陣にリアリティがほしいと言われてしまう。文字も読めない段平は、リアリティとか、写実とか言われても、意味がわからず苦しむが、それでも、沢田が気にいるような殺陣を考え出す。そんな段平を、女房のお春(山田五十鈴)は力強く支えている。そんなある日、段平は、「新国劇」の東京公演のため、大阪を離れるが・・・。殺陣に生涯を捧げた、男の物語。市川段平というのは、実在の人物なのだそうだ。無学だけれど、芸に賭ける情熱は誰にも負けない段平という人は、「芸のためなら女房も泣かす」という歌を地でいっている。いや、別に、女房に酷い仕打ちをするわけじゃないんだけど、色々あって、やっぱり女房も寂しさを覚える事もあったのではなかろうかと。その女房を演じる、山田五十鈴さんがとってもいい。彼女は髪結いをしながら、段平を支えている。段平の気性を知り抜いていて、彼が、意地を張っていると、わざと反対の事を言って、彼が次の行動に移りやすいように、仕向ける。さすがとしか言いようがない。段平は、仕事柄、女性から恋文などをもらう事もあるのだが、水に濡れたそれを、ちゃんと乾かして、渡してやったりもする。うーん、すごい。私に、そんな真似ができるだろうか(笑)。いや、段平は文字が読めないから、そこまで心配していなかったのかもしれないが。この映画、12年後の1962年に、リメイクされている。段平役を中村鴈次郎さんが、沢田役を市川雷蔵さんが演じているようだ。次はそちらを観るつもり。お二人とも大好きだから、めっちゃ楽しみ。評価 ★★★☆☆

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