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「白い粉の恐怖」 

2020年02月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1960年/日本〕麻薬取締官たちを乗せたトラックが、密売現場を襲い、売人の宮本と、売春婦のユリ子(中原ひとみ)を逮捕した。ユリ子は、妊娠しており、取締官の須川(三國連太郎)に、釈放を懇願、須川は、捜査に協力する事を条件に、願いに応じた。けれど、ユリ子が組織に狙われるようになったため、須川はこれを機会に、ユリ子を更生施設に入れ、薬物から脱却させる。施設から出てきたユリ子は、少しの間、須川の家に逗留する事になるが・・・。この映画は正しい映画、な気がする。薬物を扱った映画は、決してハッピーエンドにしてはいけないという暗黙の決まりがあると、何かで聞いたことがあるけれど、それでも、たまに、薬物から完全に抜け出した、という映画を観る事がある。そういう意味では、この映画は、まるでお手本のようなラストだ。オチを書いてしまうと、最後に、中原ひとみは死ぬ。そして、火葬されると、彼女の骨は、箸で挟む事ができないほど、ボロボロになっていて、薬物中毒の恐ろしさを思い知る。それにしても、世の中これだけ、色々なものやことが発達しているのに、薬物だけは、何年経っても変わらないねぇ。最初の数回は、タダでもらって、何となく使っているけれど、中毒になってくると、今度は、大金で売り付けられて、お金が無い女は、売春してでも、薬代を稼ぐようになる。この流れは、今の薬物に関するニュースを見聞きしていても、何も変わっていない。捜査官の、三國連太郎さんが、「スーさん」と呼ばれている事が可笑しい。そうよね、三國さんといえば、「スーさん」よね(笑)。「釣りバカ日誌」より、30年も前から、彼は「スーさん」だったわけね。で、「スーさん」は、中原ひとみさんを、自分の家に連れてきて、妻に、「しばらく置いてやってくれ」って。妻は、渋い顔をして、納得いかない感じなんだけど、その気持ちも分からなくはない。仕事とはいえ、夫が女性を匿うなんて、え!?なんで!?という気持ちだろう。しかも中原さん、薬物は断ったと言いながら、実は、「スーさん」の家で、隠れて打っている。同じ屋根の下に、違法薬物をやっている人がいるって、想像すると、かなり怖い事なんだけど。評価 ★★★☆☆

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