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のんびり。

「コンプリシティ 優しい共犯」 

2020年01月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2018年/日本・中国〕中国から、技能実習生として、来日したチェン・リャンだが、研修先の会社から逃げ出す。不法滞在者となったチェンは、その事を、中国の母に告げる事が出来ず、そんな中、手に入れた、偽造身分証明書を使い、山形県の蕎麦屋で、住み込みで働くことになる。店主の弘(藤竜也)は、厳格だが、暖かい心の持ち主で、チェンに蕎麦打ちを教えるが・・・。試写会で観た。不法滞在をする中国人の青年が、蕎麦屋で働くうちに、そこの店主と、親子のような関係を築いてゆく。しかし、不法は不法。チェンが、とても性格のいい、素直な青年ゆえ、余計に悲しい。チェンが、正規のルートで、蕎麦屋に就職して、藤竜也さんと出会っていたら・・・と思わずにいられない。チェンは、藤さんに、「僕と北京で蕎麦屋をやりましょう」と言う。その言葉に、藤さんは、一瞬、言葉に詰まる。藤さんは藤さんで、自分の息子と折り合いが悪く、息子は帰省しても、店を売る事しか言わない。実の息子からですら、そんな優しい言葉を掛けられたことがないのに、中国から来た青年から、そんな風に言ってもらえた事に、涙が出るほど嬉しかったのだ。外国人の不法滞在の話は、私も知り合いから聞いたことがある。研修に来ていた、東南アジアの女の子たちを、慰労のため、ディズニーランドに連れていったら、数人の子が、「アトラクションに乗らず、ここで待っている」と言うので、「乗りたい」、と言う子を引率して、戻ってみたら、姿を消していた、とか。女の子だったら、やっぱり行先は水商売だろうか。確かに、工場などで働くよりは、賃金も高いかもしれないけど、それはそれで、別の大変さがあると思うのだけれど、でも、何よりお金を欲している子たちにしたら、背に腹は代えられないのだろう。それが現実か。上映後、日本で暮らす外国人、という事で、スウェーデン出身のLiLiCoさんと、中国出身のロン・モンロウさんのトークショーがあった。以前も、LiLiCoさんのトークショーに参加した事があるけれど、 ↓https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2019-10-14本当に、この方は、大雑把なようで、場を盛り上げようと一生懸命に気を使っているのが伝わってくる、本当に素敵。姉御肌だけど、本当はとっても繊細なんだろうなぁと思う。さりげなく、ロンさんを引き立てる様子を、感心しながら見ていました。評価 ★★★☆☆

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