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のんびり。

「ジョジョ・ラビット」 

2020年01月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2019年/ドイツ・アメリカ〕第二次世界大戦下、ドイツ人の10歳の少年・ジョジョは、空想上の友達・アドルフ・ヒトラーと会話しながら暮らしている。ジョジョは、青少年集団、「ヒトラーユーゲント」に所属し、立派な兵士になりたいと、心から願っている。しかし、訓練で、ウサギを殺す事が出来ず、教官から、「ジョジョ・ラビット」という不名誉なあだ名をつけられ、さらに、手榴弾の爆発により、顔に傷を負ってしまう。そんなある日、ジョジョは、自宅の壁の裏側に、ユダヤ人の少女・エルサが匿われている事を知り、ショックを受ける。それは、母(スカーレット・ヨハンソン)がしていた事で・・・。試写会で観た。まだ10歳なのに、いや、まだ10歳だからこそ、ヒトラーを信じ、自国の勝利を信じて、日々を暮らしている少年・ジョジョが、少しずつ、自分の価値観に疑いを持ってゆく・・・という過程がコミカルに描かれる。ジョジョを深く愛し、ジョジョもまた、信頼しきっていた最愛の母が、ユダヤ人の少女・エルサを匿っていると知った時のショック。ユダヤ人は全員、悪い奴、と信じ切っていたジョジョが、エルサと交流するにつれ、自分の考えは間違っていた事に気付き、ちょっとだけ、初恋物語的な流れになっていくのもいい。ジョジョが嫉妬から、エルサの婚約者になりすまして、彼女に手紙を書いた場面と、その後の顛末は、子供なら誰でもやらかしそうな展開で笑ってしまった。それから、ジョジョの親友のヨーキーの存在が素晴らしい。この子が出てくると、心の底からホッとできる。二人は会う度にハグし合って、お互いの存在を確かめ合っている。「いてくれるだけで幸せ」という人間関係、私も誰かにとって、そんな人間になるといいんだけど。そして、見どころと言っていい、ナチスの親衛隊が、ユダヤ人狩りに、ジョジョの家にやって来る場面の緊張感。親衛隊は、エルサの存在に疑いを持っており、家の中をくまなく調べ始める。あぁ、どうなるのだろう、とドキドキしながら観ていると、エルサの機転、そして、ある人物の助けがあり、なんとかその場を切り抜ける。戦争、その愚かで、くだらない行為。その後、ドイツは負けたわけだが、ドイツに進攻してきたアメリカが、絶対の正義か、といえば、決してそうではなく、「勝てば官軍負ければ賊軍」という言葉があるだけ。怖いのは、物事の片面だけを見て、全体を見ようとしない、視野の狭さだと、この映画は教えてくれる。上映後、イラン人..

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