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「エセルとアーネスト ふたりの物語」 

2019年09月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2016年/イギリス〕1928年、ロンドン。牛乳配達のアーネストと、メイドのエセルが出会い、恋に落ち、結婚する。ウィンブルドンに家を買った2人の間に、息子・レイモンドが生まれ、幸せな家庭生活だったが、第二次世界大戦が勃発。レイモンドだけが疎開し、激しい戦火の中でも、笑いを忘れない2人。戦争が終わり、レイモンドも成長し、エセルとアーネストにも、老いが忍び寄り・・・。試写会で観た。イギリスのイラストレーター、レイモンド・ブリッグズが、自分の両親の一生を描いたアニメ。特別な事は、何も起こらない。平凡という言葉が、これほどしっくりくる夫婦はいない、というくらい、普通で、でも、平凡で、平穏に暮らせることが、どれほど幸せな事か、と教えてくれる。でも、平凡な中にも、もちろん、家族だけの小さなドラマがある。レイモンドが生まれる時、とても難産で、高齢出産のエセルは、2人目の子供は無理だと医者に言われたり、レイモンドが一人で疎開する時、エセルが泣き崩れたり、せっかく入れた、レベルの高い学校を、レイモンドが中退し、美術学校に入ってしまい、ガッカリしたり・・・・・・って、殆どのエピソードが、レイモンド絡みね。子供が家庭の中心になって、喜びや希望、時に失望をもたらしてくれるのは、どこの国も同じなようだ。どこの国も同じ、といえば、エセルと、隣の家の主婦が、子供の事で、何かと張り合うのも、人間はどこも同じだなぁと思う。エセルが、レイモンドが優秀な事を自慢げに話したり、その後、レイモンドが悪さして、警察車両で帰ってきた時、隣の主婦が探りを入れてきたり(笑)。それから、エセルが、レイモンドのお嫁さんをちょっと気に入らなかったり、2人の子供について口にしたり、レイモンドたちが買った家に文句を付けたりなど、面倒くさいなー、と思う部分もあった(笑)。いや、それは仕方ない。レイモンド・ブリッグズさん自身が、現在85歳。つまりエセルは、1890年頃、生まれたという事で、今とはモラルも感覚も、全然違っていたのでしょうね。評価 ★★★☆☆

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