娘がやってきた

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2019年09月07日ナビトモブログ記事
テーマ：一人暮らし

二泊で、娘がやってきた。

毎日ラインで連絡しているから、私が独力で解決できない些細な事象に通じていて、それらを解決しに来てくれたのだ。

それでは、まず「いきなり！ステーキ」で待ち合わせてランチしようか、と提案すると。

その前に駅前にある大型電気店で、タブレットを見てみない？と言う事になり・・。

これから、札幌の息子の家との往復が多くなるから、読書にしても、楽譜にしても、電子書籍は便利なのでは、という助言であった。

私も、常々娘がタブレットを使っているのを見て、興味があったので。

更に、これから小さなコンサートは楽譜を置いて演奏しようかと考えているので、タブレットなら譜めくりも自分で出来るし・・。

昔の歌にあった、「コンピューターおばあちゃん」を地で行って、新しい物を取り扱うシニアも面白そう、

娘は早速、現在私の練習している楽譜をダウンロードしてくれた。

殆ど一瞬にして、24曲の前奏曲集が、無料で現れた。

まるで魔法のようだった。

札幌の息子の家で、楽譜をダウンロードして、プリントアウトする、というのにも驚いたけれど、低価格とはいえそちらは有料であった。

すぐにも買いたいと思ったら、娘が「とりあえず、ランチに行って、クールダウンしようか」と言うことで、又々お肉。

我が家に着いてから、ダウンロードしてくれた楽譜を見ながら、早速弾いてみた。

音符の大きさは、まあ娘のタブレットなら使えそうだったけれど。

ダウンロードした楽譜が、私の使用している楽譜と、出版社が違うらしく、譜面のページが異なっていたり、その楽譜に慣れる練習がまず必要な事と、譜めくりは私の様に不器用な者には難しそうだった。

残念ながら、結局、「コンピューターおばあちゃん」は、私の残った人生には参入しないこととなった。

何時までも、期待値だけ引きずることもなくなって、区切りがついた。

それからは、パソコンやスマホで更に便利に使えるシステムを教えてくれたりセットアップしてくれた。

余り使わないだろうけど、スマホでの自撮りも教えてくれた。

そのうち、主人が張り替えてくれた椅子の座席の革カバーが、大分疲労破壊していて、一脚は既に破れ始めているのを見て、急に意欲が出てきたらしい。

スマホで、近所の皮クラフトのお店を調べていたらしいが、主人が東急ハンズで買って来ていたのを思い出して、急遽買い出しに・・。

気に入った色合いの皮が、二枚しかなかったのだけれど。

お店の人に測って貰ったら、それぞれから二枚分を取るのはギリギリ難しい、と言うことだったが、とりあえず購入。

帰宅してメジャーで測ったら、斜めに切って結局四脚全て張り替えることが出来た。

娘には、多分目算があったのだろう。娘もやはり、主人の子供である。

実に楽しそうに、満足げであった。

普段自分の家で利用している、冷凍食品もいくつか教えてくれて、一人暮らしになってから私が余り作らなくなった、牡蠣フライとか餃子とか、早速届いたのを一緒に食べた。

動画を、同じボックスの相手に簡単に送れる、ドロップボックスも、今回の大きな収穫であった。

これからは、コラボでコンサートをするお相手と、簡単にテンポの設定など、相談ができるのだ。

実に楽しくて、有意義な二日間であった。