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ほっこり
こもよみこもち
2019年08月06日
テーマ:男もすなる日記
こもよみこもち
「何?、この言葉・・」
「初めて見た、初めて聞いた」
そんな方もいらっしゃるかも知れません。
私がこの言葉を知ったのは、高校の体育祭の時です。
場内放送で「こもよみこもち・・・」が流されました。
なんて柔らかくて響きのいい、言葉の「つづれ織り」なんだろうかと思いました。時あたかも、古文や漢文などを授業で習っている時でした。
(雄略)天皇が野を散策してる時、花摘みして遊んでいる娘を見つけ詠んだものです。
詳しくはウィキなどで検索してください。
http://manyou.plabot.michikusa.jp/komoyo.html
(万葉集・雄略天皇・一首解説)
7月からほぼ毎日投稿していますが、文章を書くのって本当に難しいなと実感しています。
誤字脱字、助詞の使い方、同じ言葉の繰り返しなど、一度投稿したものを読み返すと間違いだらけです。
「です」「ます」「である」の使い方もおかしい。
一度くらい読み返しても間違いに気づきませんね。
だから、何度も読み返し、拍手頂いた後も訂正しています。それでも完璧ではない。
話が早くも脱線しました。
「こもよみこみち」は一つの例に過ぎませんが、この世には美しい言葉と言うものが存在します。
漢文のように、漢字だらけの、ある種硬い文体がある一方、大和言葉のように柔らかいものもあります。
漢文と大和言葉は対極にあるものじゃないかと私は思います。
これとほぼ同じ感覚で捕らえているのが、男と女の書く文章の違いです。
私を含め、男の文章はやたら(矢鱈)漢字が多い。漢字に変換できるもの(出来る物)は何でも漢字表記する。人名、地名、歴史的表記は仕方ないとしても漢字が好きだ。学識豊かな高齢者にこの傾向が強い。まるで漢文書き下しのようだ。文語体の要素が強い。
一方、女性の文章にはひらがなが多い。だから、柔らかな印象が漂うし、読み易い。口語文と言えるもので、それはあきらかに会話の延長線上にある。
以前、「声に出して読みたい日本語」なる本が人気になりました。CD付きの本で、私も買いました。
いつも思うのですが、どんな内容であれ、読み易い文章や歌(詩、俳句・・)は声に出してみるとリズム感豊かで、流れによどみがありません。
これは漢文、大和言葉に共通します。
加えて言うならば、
今読まれている文章は横書きですね。
本来、漢字もひらがなも縦書き用の文字です。
今やA4横書きが主流、ネット配信もすべて横書き。
読みやすさの観点から言えば、SNSも日本語を基本にするならば、縦書きがいいと思うのだが、いかがなものだろうか?
多くの小説本は縦書きで、行間のスペースもあるから読み易いのです。
気持ち良く読んで頂くために、書き手はそれなりの配慮をする「思いやりの心」が必要かと思います。
さて、一気に書き上げ投稿しました。
これから、たくさんの修正が入ります。
まだ、声に出して読んでいないのです。
これを「灯台もと暗し」と言います。
ここまで読んで頂き、有難うございました。
♪こもよみこもち〜万葉うたいびと 風香
https://www.youtube.com/watch?v=jgtt1S9Wi9k
心地よい響き
★「亀さんのひとり言」に拍手頂き有難うございました。今日は台風の影響で川は増水し、激しい流れです。こんな時、亀達はどこに避難しているのか不思議です。砂地も消えています。
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心さんへ
もこみちよもこもこ
あのこもこのこもひきこもごも
「もこみち」〜オモシロイ!頂き! (^^)
元々、万葉仮名で書かれているので、読むことすら難しいですね。
「令和」の改元以来、大きな書店では万葉集関連の本が山積みにされて、その関心の高さがよくわかります。
2019/08/06 18:20:52
風華さんへ
ホント、難しいですね。
最初は意味がさっぱりわかりませんでした。
後に現代語訳を読んだからその意味や背景がわかっただけです。
でも、最初に人の声で「音」として聴き、語感が良かったから覚えていたのです。
「か」「た」といった音が無く、母音の「o」が多用されてるから、ソフトな響きなのです。
小説でも、名文は声に出して読むとその良さが実感できますね。
2019/08/06 18:10:22