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ほっこり
昔話・お爺さんとお婆さん
2019年07月31日
テーマ:小咄
昨日は午後4時頃軽く食事をした後、本を読みながらうとうとして、そのまま寝てしまい、目覚めが何と午後11時半!
こりゃいかん、目がぎんぎらぎん。もう眠れません。そこで、涼しさも手伝って、久し振りに思いつき小話を書いてみました。
・・・・・
むかしむかし、ある山里にお爺さんとお婆さんが住んでいました。
米を作り、畑で野菜を育て、山で芝刈り、山菜や木の実を集め、猟をし、川で釣り、家畜も飼っていました。
なんでもござれの、オールマイティーな兼業農家でした。
● ある暑い夏の日、お爺さんは馬を使って畑を耕していました。お爺さんはちょっと一休み。ちょうどその時、心地よい東風が吹いてきました。
お爺さんは馬に話しかけました
爺「風が気持ちいいな。涼しい風で体の汗が乾くよ」
馬「・・・」東風に耳を震わせ無視
爺「もう時期、お盆がくる。ご先祖様拝まにゃならん」
馬「・・・」露骨に無視
爺「もし、お前が死んだら耳元で念仏を唱えてやるよ」
と、皮肉たっぷり。お爺さんはニヤリとしました。
馬「ヒヒ〜ン」鼻先をすり寄せる
● ある日、お婆さんはいつものように川に洗濯に行きました。浅い川ですが、少し上流でカラス達が水浴び行水をしていました。お婆さんが洗濯を始めたら、すぐに飛び立って行きました。
婆「あらら、飛んで行ったはいいが、ま〜跡を濁してくれましたね〜。困ったカラス達じゃ」
すると、上流から何かが流れて来ました。
よく見ると河童です。
気を失っているようなので、お婆さんは川岸に引き上げてあげました。
婆「これ河童どん、起きなされ、大丈夫かい?」
河童「あ、お婆さん有難う」
婆「どうしたんじゃい。河童どんが流されてくるなんて珍しいね」
河童「はい、水練をしていたのですが、酒の呑み過ぎで不覚にも川に流されてしまいました」
心優しいお婆さんは畑からきゅうりをたくさん持ってくると河童にあげましたとさ。
● ある日、お爺さんは近くの海で漁師をする浦島の爺さんの所にやって来ました。
爺「浦島さんや、あんただいぶん昔に竜宮城に行ったと言ってなさったな。あの話、又、聞かせてくれんか、最近物忘れがひどくてな、困っちょるよ」
浦島爺「あれは浜辺でカメを助けて・・・(省略)・・・竜宮城は絵にも描けない美しさで・・・(まだ続く)・・・煙が出てきて・・・(後悔話へと延々と続く)・・・。」
爺「ところで竜宮城はどんな建物、景色だったんじゃ?あんた記憶がいいから覚えてるじゃろ」
すると、浦島は筆と顔料と紙を用意し、それはそれは見事な竜宮城を描き上げました。
爺「素晴らしい絵だな〜。あんた上手だよ。しかし、なんかすっきりしないと言うか、なぜか、論理的矛盾を感じるんだよな〜」
・・・長くなるので、ここまで。続きは又、今夜か明日あたりにでも。
いくつかのことわざ、慣用句を形を変え散りばめています。勿論、わかりましたよね。
・・・・・
♪サマー・クリエーション〜ジョーン・シェパード 2:46
https://www.youtube.com/watch?v=fBNjH0mo9Uc
元・千昌夫夫人。ヒットしたのは約50年前になります。
♪驚きすぎて腰を抜かす猫シナモン 2:25
https://www.youtube.com/watch?v=RLHP23pNPsY
★「ひとりごと〜報道」に拍手、コメント頂いた皆様ありがとうございました。8/2の閣議決定で又、お隣さんがヒートアップするのでしょうか?
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月あかりさんへ
福岡においては川が綺麗になりました。
かつては生活用水、下水などが流れ込み汚いものでした。上流からは色んなものが流れてきました。
野良犬や猫の死体もよく目にしました。
最近はほとんどの川で川底まで見通せます。
小話は久し振りに話ネタが次から次に浮かんできたのでメモ帳に全て書き溜めました。
同じ題材でも話はいくつも作れます。
果たして、どれを採用するか?
乙姫様に子ができた
それも面白いアイデアですね(笑)
2019/08/01 05:54:14
上流からは・・・
色々なものが流れてくるのですよね。
河童から千疋屋のトラック(中身)まで〜
昔、がばいばあちゃんも子供らを動員して
拾いました。時には下駄なども流れて来たとか。
そうそう二日酔いには新鮮な胡瓜が良いのです。
爺&爺の会話はボケと自慢と大風呂敷で
乙姫様に子が出来たなどと言い出すのではと
ちょっと期待しましたがwww
2019/07/31 23:30:30
風華さんへ
おはようございます。
定山渓温泉は有名ですね。一度、どんな温泉場か調べたことがあります。
博多のある寺には河童のミイラと言われるものが伝わっています。(ホンマモンかいな!?)
言葉はあと3つ形を変えて使っています。
(馬耳・・、カラスの・・、立つ鳥跡を・・・)
書きかけの「BA★BAR」は後回しで、昨夜から書き溜めたものを順次アップ致します。
又、笑ってもらえたら嬉しいです(笑)
2019/07/31 09:55:02
爆笑しました
馬の耳に念仏・河童の川流れ ですね。
札幌の奥座敷と言われる定山渓温泉で歌われた定山渓音戸にカッパが出てきます。
彼の地の川は豊平川なので、お婆さんは洗濯できませんねぇ。。
ジイジ二人の会話の展開が楽しみ♪
2019/07/31 09:34:19
めのうさんへ
浦島太郎の本はアメリカでも出版されているのですね。当然の如く、英語でお孫さんに話して聞かせる。
〜Once upon a time・・・ですね。
竜宮城は「Dragon's Palace」でしょうか?
桃太郎、浦島太郎、一寸法師、金太郎などは日本童話の代表だけあって、誰しも親しみがありますね。
駄作話ばかりですが、すぐ続きをアップします。
2019/07/31 08:12:26
吾喰楽さんへ
おはようございます。
そんな、まくらがあるのですか。
なる程!さすがよく練られていますね(笑)
私が通ったアイスクリーム工場(福岡・朝倉)では千疋屋向けの商品も作っています。
YouTubeに動画アップされていますが、談志が「まくら」についての薀蓄を語っているものがあります。
話のつかみとして「まくら」は重要ですね。
2019/07/31 06:32:26
みさきさんへ
おはようございます。
最近、全く発想が湧かなかったのですが、深夜の涼しい時間帯に目覚めたので色んな小話が‘急に’浮かんで来ました。
まだまだ、書き留めていますので、すぐアップします。
みさきさんに笑って頂けたので「合格!」
あれっ、笑ったらしわが増えた?
2019/07/31 06:24:28
桃太郎
おはようございます。
お婆さんが川で洗濯をしていると、大きな桃が・・バナナが・・メロンが・・スイカが・・
お婆さんは不思議の思い、川上へ行くと、千疋屋(高級果物店)のトラックが倒れていました。
某噺家が、マクラでやる小話です。
2019/07/31 06:05:32