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ほっこり
庄屋どんのかみさん
2019年07月27日
テーマ:男もすなる日記
★「庄屋どんのかみさん」
その心は「言うてみにゃわからん」
昔からある博多地口の一つです。
ある男が片思いをしたのだが、相手はこともあろうに庄屋さまの人妻。だからと言って恋焦がれているだけではいつまでたってもダメ。思い切って単刀直入にお付き合いを申し込んでみたら、ひょっとして願いがかなうかもしれない・・・というもの。
とうてい無理だと思われることを、やや厚かましく言い出してみて、願いがかなった時に使う言葉。
「当たって砕けろ」と似た感じです。
「秋の日と娘はくれ(呉れ・暮れ)ぬようでくれる」
こんな諺もあります。
★「兄はからんや弟ショウユ売り」
福岡の街は商人天国の博多と黒田五十二万石の城下町福岡で成り立っていました。
博多っ子が「あたき」「あなた」と言うのに対して福岡人は「それがし」「貴公」と言った。
「こりゃ、どうかいな」と言うのが「あにはからんや」と漢学の素養が飛び出したから、茶化して
「兄はか(量)らんや、弟ショウユ売り」となった。
★「雪隠小判」
雪隠は臭い所と相場が決まっていた頃の古い地口に「雪隠幽霊」と言うのがあります。
「汚なうらめし」(来たなうらめし)
その人物が現れたら、ろくなことがないと言う意味。
そんな雪隠で小判にありつくことから、思いがけず幸運にありつくことです。
★「猫またごっつぉう」
「ごっつぉう」はご馳走のことで、猫さえもソッポを向いて、またいで通るまずい料理のこと。
ちなみにサッパというイワシ類の小魚を「ままかり」と呼んで名物ですが、博多では「猫またぎ」とも言います。「猫かぶり」や「猫なで声」などニャン公はあまりいいことにたとえられませんね。
「招き猫」にて汚名返上、名誉挽回!
各地方それぞれに風土の特色を活かした言葉が残っています。自身の地域の言い伝えなどを知ることによって、更に郷土愛も強くなると思います。
♪ベンチャーズ〜ダイヤモンド・ヘッド、パイプライン 4:13
https://www.youtube.com/watch?v=S4f5f5z3CDM
夏と言えばベンチャーズ!ライブ影像です。
★「体作り」に拍手、コメント頂いた皆様ありがとうございます。エアコン使用やめて冷風扇買いに行きます。
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