ほっこり

言葉遊び(数え唄など) 

2019年07月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:男もすなる日記



「ありがたい、ありがたい」と何度も頭を下げられると
「アリがタイなら芋虫ゃクジラ」と笑って返すのも照れ隠しの一つでしょうか。

作家の夢野久作は人に会うと「尾張が遠い(おありがとう)」を繰返していたそうです。

食事の後、「ああ、うまかった」と言うところを「馬勝った牛負けた」もご愛嬌。
祖母は「大石勝った(おいしかった)吉良負けた」と言ってたそうです。(母・談)

地口と言うのでしょうか、しゃれて言葉遊びするのは実に愉快なものです。
何気ない一言でも語呂とテンポ感があると味がでます。


一、二、三を唄いこんだものを少しご紹介します。

★いっけ(一家)が一族、ニッケ(肉桂)が辛くて、さんけ(産気)が身持ち、しけが雨降り、しちけ(質屋)が貧乏、やけが酒飲み、くげ(公卿)が京都で、とぼけが寝すごし

★一軒隣の仁作(にさく)さんのかかが産(三)たれて、し(四)かめつらで、ご(五)んごどうだん、むつ(六)ごとは言やせん、しち(七)やかましか、張(八)りぶくのごとしで、くう(九)ことばかり、とう(十)とう出てうせた

★一二の三平さん、よう(四)来たねえ、いつ(五)来たけえ、六日の日にな(七)んごとけえ、や(八)かましか、ここの(九)前は通(十)せん

★(まりつき唄)♪

一つひよどり、二つふくろう、三つみみずく、四つ夜たか、五つ石たたき、六つむくどり、七つなぎさの浜千鳥、ハつ山鳥、九つこうのとり、十でとんびの大回り


♪おばあちゃんが唄う数え歌〜一番はじめは一宮
https://www.youtube.com/watch?v=-cokf_utzfo
字幕クリックで歌詞が見れます

♪京都の通り数え唄
https://www.youtube.com/watch?v=4FUmbaoI2xQ
京都にいる時はこの唄で覚えました

♪いっぽんでもにんじん
https://www.youtube.com/watch?v=jrurH2-_nBQ
有名ですね

♪10人のインディアン(アニメ&英詞)
https://www.youtube.com/watch?v=nSQ1DB_xS6o

♪お座敷風数え唄
https://www.youtube.com/watch?v=zdaEyUg6Y3Q
こんな唄もありました。昔の旦那衆は余興として楽しんでいたのでしょう。

・・・・・

※「最高峰」への拍手感謝いたします。ご覧頂いた方々、有難うございました。



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風華さんへ

ぼてふりさん

加齢と共に「昔」を想い出すようになってきました。これからの時間よりもこれまでの時間の方が長いからそうなるのでしょうね。

昭和の原風景と言えば、

夕日に照らされた空き地に大きな土管
おそ松くん〜チビ太の世界です。

カラスが鳴くから帰ろう〜♪

2019/07/20 21:33:53

♪いっぽんでもにんじん

風華さん

NHKの「みんなの歌」だったかしら。
今でも歌えますよ。

息子たちが子供のころ、3人で歌いました。
最近、そんな昔を思い出すことが多くなり、
ますます加齢を実感します(*_*;

2019/07/20 14:54:14

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