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敏洋’s 昭和の恋物語り
強行軍! 2日間で5ヶ所美術館巡り−2日目[すみだ北斎美術館](四)
2019年06月16日
テーマ:テーマ無し
わたしが最も好きな作品です。
[不二越えの龍]
北斎晩年の肉筆画の代表作の一つ。
雄大な富士峰を超えて、龍が昇天する図柄である。
全体に墨絵の筆致で描かれ、北斎独特の幾何学的山容の富士、黒雲を呼び伴い昇天する龍に自らをなぞられる北斎最晩年の心象とみることも可能な一幅である。
この幅、落款に出生の宝暦十年とともに、嘉永二己酉年正月辰ノ日と記されており、絶筆に極めて近い制作になるものとしても注目される。
=信州 小布施 北斎館 HPより=
浮世絵という範疇に、この作品は入るのでしょうか。
派手な色遣いも浮世絵の楽しみ方のひとつだと思うのですが、この作品は、実に上品な、まるで水墨画のように見えるのですよわたしには。
縦長の掛け軸ゆえでしょうか、スリムに描かれた富士でしょ?
その富士を抱くように湧き出た黒い雲の中を、ゆったりと龍が登っていくんですよ。
そしてそれを見送るように、左下には小さな富士のお山があるんですよね。
初めてこの作品を観たのは、確か長野の美術館だった気がします。
そこで「富岳百景」なるシリーズを知りました。
その中に展示してあったと記憶しているのですが。
[天に帰ろうとしているのか、天まで上りつめようとしているのか]
そんな感想を持ったことを、今も覚えています。
それにしても、嬉しい再会です。
思わず立ち止まって、見入ってしまいました。
北斎翁の晩年の言葉です。
「あと十年、いや五年先なら、生きた絵が描けたものを」と遺して逝かれたとのこと。そしてまた
「齢(よわい)九十になれば奥義をきわめ、百歳では神を越えるのではないか。百何十歳になれば、一点一点が生きているかのようになるだろう」とも。
まだまだ気力が旺盛だったわたしです。
「俺もまだまだ上を目指さなくては……」などと不遜にも思ったものです。
流麗なことばや文章でもって小説を仕上げたいものです。
ザラつき感のない、筋立てに違和感を感じさせない。
なのに読者をグイグイと引き込んでいく、そういった作品を書き上げられたら、そう思いますよ。
ということで、今回の弾丸旅行は終了です。
今の時間は16:40です、遅くなってしまいました。
帰りもまた高速バスにしています、大崎駅付近から23:10発です。
秋葉原をぶらつくか、それとも上野辺りで演芸場に入るか。
予定を組んでいません、その時の気分次第だとしていました。
電車内で考えていましたが、とうとう大崎駅まで来ちゃいました。
18:00頃でしたかね。
駅前なら、映画館でもあるだろうと軽く考えていましたが、ないんですね、最近は。
大きなビルはありますが、レストランとshopping店だけでした。
カフェでアイスクリームを食べながらこの旅行記をまとめたり、コンビニのイートインで本を読んだりと、辛い時間潰しをしてしまいました。
帰りは新幹線だな! そのとき、そう決意しました。
*次回は、いよいよ念願の九週旅行(帰郷?)の話です。お楽しみに。
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