ほっこり

BA★BAR(歴史寓話〜その2)第2話 

2019年05月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:小咄


5/15の続き・・・


「BA★BAR」〜第2話


かつてのゲバ棒仲間〜伊藤と大久保、この旧友二人は久し振りの再会をし、居酒屋で飲んだ後、もう1軒ということで街中を歩いていた。すると、「BA★BAR」が目にとまり、その店で飲み直すことにした。(5/15・第1話)

・・・

店先に近づくとボーイが声をかけてきた。

「2名様、いらっしゃいませ!安心低料金、明朗会計で心ゆくまで楽しめますよ」

伊藤「おもしろい店名だね、可愛い子いるの?」

大久保「もしかしてお化け屋敷かい?」

ボーイ「ご入店頂くとその意味がわかりますよ。看板にいつわりなしです。かわいかった子を取り揃えています。華麗なコスチュームで、『そ・れ・な・り・に』(ここだけ小声で)美しく、皆様のお相手をさせて頂いています」

大久保「なる程、それで『BA★BAR』か・・ははは、こいつはいいや!」

ボーイ「ご入店されてからのお楽しみですよ。どうぞどうぞ、お入り下さい」

伊藤「ま〜いいか。何事も体験だ。好奇心をくすぐられるな。案内頼むよ」

ということで入店したのである。

ところが、二人は驚いた!

そこで出迎えてくれたのは、ミニスカートに豊満な胸の谷間が眩しいコスチューム姿の若い娘ばかりだ。

怪しい期待が裏切られた瞬間だった。


「おばさんホステスのお出迎えかと思ったら」

「若い子ばかりだぞ」


小さな入り口から入ると明るい円形のエントランスホール、会計カウンターがあり、その先に場内へと通じる扉がある。

数人が一列に並んでのお出迎えである。美脚が眩い。もちろんカウンターの二人も若い子だ。

「いらっしゃいませ〜!」

かわいいハーモニーが小さなエントランスに響く。

「おい、大久保、驚いたね。店名はわざとあんな名前にしたんだろうね。ビッグ・サプライズで・・・」

「お〜、俺も線香臭い店かと思ったよ!」

珍しい物見たさの期待を大きく裏切られ、心うきうきになって、テンションが上がったふたりだった。

エスコートする娘が聞いてきた。

「ご指名の女の子はいますか?」

「いや、初めてだから指名はないよ」

「わかりました。ご新規2名様でご案内致します」

二人の前後に女の子がつき、いよいよ店内へ・・。

扉が開かれた。


・・・続く


・・・・・

♪Patricia Janeckova〜Once Upon A Time In The Westhttps://www.youtube.com/watch?v=kOy6M_X2MO8&list=RDrMc7RFj25qw&index=27

スキャットだけの美しい声、独唱です。
声、歌と言うより楽器のソロを聴くようにうっとりしました。1千万回以上、試聴されています。4:20

・・・・・

「冷和」に拍手頂いた皆様有難うございます。
今日は小雨ですが、激しい風が吹き荒れています。
ひっそりと家に引きこもり小話の続きを書きました。
次回、第3話〜意外な展開が待っています。



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ナオミ♪さんへ

ぼてふりさん

ありがとうございます。

次の展開を構想中です。
どんでん返しはあるのでしょうか?
ひとひねりしたいですね。

さて、扉の向うの世界とは?

2019/05/29 18:20:33

BA★BAR

ナオミ♪さん

第2話お待ちしてました。。

意外にもお店には若い娘が、、、

これからの展開が楽しみで〜す!
どんなどんでん返しが有る?のかな〜??

2019/05/28 20:58:07

月あかりさんへ

ぼてふりさん

只今、次の展開を思案中です。

一度書いたものはすぐ忘れますね。
酒が入るとなおさらです。

酒席で酔いが回ると同じ話を繰返す。

禁酒中なので体のだるさは抜けていますが、頭はいつもボ〜ゥとしています。

昼行燈で〜す(@ @"~)

2019/05/28 16:56:04

あれ?

月あかりさん

昨夜コメントを入れたのに無い…。

名(迷?)コメントだったのに(笑)
〜ハテ?何を書いたっけ
一晩寝たら忘却の彼方へ。。。


でもお出迎えは、老いたバニーちゃんでは
無かったんですね。予想外の展開でした。

2019/05/28 11:30:09

漫歩さんへ

ぼてふりさん

さて、扉の向うの世界はどうなっているのでしょうか?
「発禁」にはならぬと思いますが、裏の裏の裏の・・裏をかいてストーリーを進めたら、単純な話になって面白くないかもしれませんね。

「あ〜やっぱり想像した通りの話だった」なんて!


漫歩さんの不安を解消できるでしょうか?

2019/05/27 21:56:44

不安

漫歩さん

裏の裏の裏は〜何でしたっけ。
発禁にならぬことを願って期待しています。

2019/05/27 21:48:36

emuさんへ

ぼてふりさん

ありがとうございます。

久しく小話を休んでいました。
「歴史寓話」のタイトルの下、いろんな話を書いてみようかと思います。

乞うご期待!

2019/05/27 19:24:11

アダージョさんへ

ぼてふりさん

只今、キャラクターと場面を熟考中です。

なるべくなら、読まれる方の想像や期待を裏切るストーリーにしたいと思っています。

このコンサートは「Miss Reneta 2012」とクレジットされていますから、ミス・コンテストでの歌唱だと思います。

2019/05/27 19:18:25

楽しみ

emuさん

「続く」が楽しみで〜す(^^)v

2019/05/27 19:17:58

楽しみ

アダージョさん

ぼてふりさん

果たしてどんな展開になるのか?
貴兄のこと奇想天外な展開に?

少女?のスキャット うっとりですね。
何かのコンテスト?

2019/05/27 18:39:04

喜美さんへ

ぼてふりさん

果たしてどんな人達が登場してくるのでしょうか?

喜美さんのお仲間?
もしそうなら、かわいらしい女性達でしょうね。

女性が見られたくない姿は

寝起き、スッピン、目やに、よだれ垂れ流し・・
だと聞いたことがあります。

「女性は化けてこそ、美しくも有り・・。
いつまでも美しくありたいと願ってお化粧するその心が美しい」とある作家が書いていました。

喜美さんはお化粧しなくてもお美しいんじゃないですか?
母も出かけるときは老いたと言え、それなりに化粧をして鏡の前で身づくろいしていました。
もちろん、家ではすっぴん。

次回登場の女性達〜色々と候補選びの最中です。

2019/05/27 18:32:37

出てきたのは

喜美さん

私の仲間でしょう
私お化粧していないのでもっと悪いかしら?

2019/05/27 17:44:49

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