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敏洋’s 昭和の恋物語り

ポエム・ポエム・ポエム  〜焦燥編〜 =敬虔= 

2019年05月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



俺はなんとかして
ケイケンな気持ちになろうと務めた

神の前で
シュウキョウという観念の怪物の前で

しかしスベテが むだだった

理知的、論理的ニンゲンの俺には
許されるコトのない
許されるハズのない
ことだった


背景と解説

なんとも傲慢な若者でした。
今思うと、ある意味、唾棄すべき人間です。

カタカナにしてしまうことで、己とは無縁な、いえそれらを超越した人間なのだと思い込んでいるー思い込もうとしている、まったく馬鹿な若者でした。
彼女らに、次第に距離を置かれたとしても、自業自得というものでしょう。

形の上では己を責めているようにしても、内面では、相手を責めているのです。
そして最後には、自己擁護の言葉を羅列して……

情けないです、みっともないです。

人生も終盤にかかった現在になって、やっと気がつくとは……。
これもまた、終活の一つなのでしょうかねえ。

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