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敏洋’s 昭和の恋物語り

強行軍! 2日間で5ヶ所美術館巡り (九)ムンク展・ラスト 

2019年04月23日 外部ブログ記事
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「ムンク展」のラストです。

モノクロの世界にどっぷりと浸っていたわたしを、突如、トーンが変わって襲ってきました。
明るい色調の作品に取り囲まれて、ほんと、ビックリでした。
でも、わたしにはですけれど、なにか無理をしているような気がしてなりません。


太陽


生命のダンス


夏の夜・人魚
この二作で絵かがれている月明かりは、ムンク独特の描き方だということでした。





すすり泣く裸婦


マラーの死


地獄の自画像


森の中の吸血鬼
ムンク自身は、「吸血鬼ではなく噛みついているだけだ」と強弁したらしいですね。

どうです? ムンク作品だと思われますか? 
ただ、衝撃的ではありましたけれど。


この作品以外にも「接吻」という作品があるんですよ。
探したのですが見つかりませんでしたが、他の「接吻」の方が、わたしは好きなんですけれど。
あまりにもモノクロの「接吻」のイメージが強すぎて、これらの総天然色絵画に違和感を感じてしまいました。
でも、今こうしてみると、ムンク作品だと思い直し始めました。
改めて、今一度観てみたい気がしますね。

黒澤明監督がずっと白黒映画にこだわり続けていたのに、「どですかでん」という作品だったか。
電車ごっこで遊ぶ青年を描いた作品だったのですが。
色彩による表現が必要なときもあるのでしょうけれど。

「天国と地獄」における、ラスト前における煙の色なんかは、絶対に必要でしたから無理矢理にその煙だけに色づけしてありましたが。
それに、「夢」という作品なんかは、絶対カラーでなきゃだめだと感じましたし。
「夢」は、好きな作品の一つなんですよ。
狐の嫁入りシーンなんか、良いですよ。
機会があったら、是非観て下さい。
しかしですね、やっぱり白黒映画ですよ、黒澤映画は。
迫力があるんです、とにかく。
視覚に訴えてくるんです、ぐぐうぅぅ! とね。
「乱」とか「影武者」なんか、白黒映画で観てみたかったですねえ。

脱線しました、ムンク展に戻ります。


遺作となった「自画像、時計とベッドの間」にしても、
死後の世界がどうの、ドアの向こうにある世界が……と聞かされますが、やっぱの、上空を覆い被さるものが欲しいです。
どうしても脱け出すことの出来ない、殻を破れない、そんなムンクの世界を観たいです。
それでなければ、ムンクの作品とは思えないんでよね。

それにしても、あの「接吻」は最高です。
幽体にしか見えないんです。
わずか1時間という短時間で駆け抜けて疲れました。
でも、どっぷりとムンクの世界に浸れました。

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