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「赤ちょうちん」 

2019年04月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1974年/日本〕都会の片隅で出会った、22歳の高岡健二と17歳の秋吉久美子は、いつしか同棲を始める。線路脇の高岡のアパートは、電車が通る度に揺れ、間もなく取り壊しになるため、2人は渋谷区幡ヶ谷のアパートに引っ越す。しばらくすると、秋吉の妊娠が分かる。高岡は、堕胎しろと言うが、秋吉はそれを拒否し、お腹は次第に大きくなってゆく。調布に引っ越した2人は、そこで男の子を授かる。幸せいっぱいであったが、大家の樹木希林の嫌がらせに遭い、今度は葛飾へ・・・。かぐや姫の歌「赤ちょうちん」は知っていたけど、この歌の主人公のカップルが、歌の2番で別れてしまう事は知らずに、びっくり。ちゃんと聞くと、なんと悲しい歌詞なんだろう。親密にしていた2人が、何かの事情で別れる。多分、大喧嘩したわけでもなく、心底憎み合ったわけでもないのに、その時の状況で、別れざるを得ずに、別れる。私の一番苦手なパターン。ストーリーは平凡だけど、なんとも言えない哀しみでいっぱい。若い頃の恋愛、お金がなくても愛があれば・・・というままごとみたいな2人が切ない。一箇所、時代を感じるびっくりな場面があった。ある日、幡ヶ谷のアパートに、2人が帰ると、見知らぬ男・長門裕之が、部屋にいる。なんと彼は、以前この部屋に住んでいたそうで、懐かしくなって、管理人さんに鍵を開けてもらい、入った、と言う。う、嘘でしょ。現代では考えられない。今は、住人が変わる度、ドアの鍵まで変えて用心するというのに。40年前の日本って、なんて呑気だったのかしら。評価 ★★★☆☆

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