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「僕たちのラストステージ」 

2019年04月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2018年/イギリス〕1937年。スタン・ローレル(スティーブ・クーガン)とオリバー・ハーディ(ジョン・C・ライリー)は、お笑いコンビ「ローレル&ハーディ」という名で、世界中から親しまれていた。けれど、時が過ぎ、すっかり「過去の人」となってしまった彼らは、ステージに上がっても、客席はガラガラ、用意されたホテルは三流と、過酷なツアーをこなす日々。それでも努力の甲斐あって、次第にファンを取り戻しつつあったある日、口論になった2人は、コンビ解消にまで話が発展してしまう・・・。試写会で観た。日本にも、「芸のためなら女房も泣かす」とか、「俳優は親の死に目にあえない」とか、芸の道を精進する人の、厳しさを表す言葉がいくつかあるけれど、それはやはり外国も同じなようだ。この映画の主人公、「ローレル&ハーディ」というコンビの映画を、私は今まで観た事があるだろうかと調べてみたけれど、1本も観ていないようだ。当時の彼らの人気がどれくらいだったのか、よくは分からないけれど、彼らが映画の中で、コミカルなダンスを踊っただけで、観客は大爆笑という場面からも、皆から愛されていたことが感じられる。そして、当然の事だけど、お笑い芸人も人の子、私生活での夫婦の関係なども、面白く観た。2人の妻は、タイプが全く違っていて、全然気が合いそうにもないのだけれど、夫同士がコンビなので、嫌でも顔を合わせなくてはならない。でも、最後、仲の良くなかった妻同士も、本当は、夫たち同様、心の底では信頼し合い、助け合っていたことが分かる。いい場面。「ローレル&ハーディ」の映画は、一部、ビデオ化がされているようだ。今度、観てみようと思う。評価 ★★★☆☆

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