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「お達者コメディ シルバー・ギャング」 

2019年03月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1979年/アメリカ〕ジョー(ジョージ・バーンズ)アル(アート・カーニー)ウィリー(リー・ストラスバース)の3人は、年金生活をする老人。日々、公園のベンチでボンヤリしている3人は、ある日、ふと、「銀行強盗でもしてみないか」という話になる。見事、強盗に成功し、大金をせしめた3人。しかし、疲れたせいか、ウィリーが死んでしまう。分け前が増えたジョーとアルは、金の使い道に困り、ラスベガスへ行き、賭けをするが、大勝ちし、さらに金が増えてしまう・・・。以前、「ジーサンズ はじめての強盗」を観た時、 ↓https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2017-09-24オリジナルが、この、「お達者コメディ」だと書いた。で、「ソフトが見つからない」とも書いたのだけれど、何とかして、発見。やっと観る事ができたというわけで。3人の老人が銀行強盗をするという、基本の設定は同じだけれど、その動機が全然違う。「ジーサンズ」は、年金が受け取れなくなり、苦肉の策で、という事だったけど、こちら、「お達者」の方の3人は、生活には特に困っていない。それどころか、万が一、強盗に失敗して逮捕されても、出所した時、年金が〇〇ドル貯まっているぞ、という計算までしている。ただ、金に困ってはいない「お達者」の方が、老人特有の悲哀が全面に出ているというのが、皮肉なものだ。金があっても、退屈な時間は無限。今の日本の高齢化社会を思っても、彼らを笑える人なんて、いるんだろうか。真面目に生きてきたと思われる彼らは、銀行強盗して、大金を得たあとも、その金を何に使っていいのか分からない。「映画でも観るか」って、それって、強盗した金の使い方じゃないでしょ(笑)。で、ラスベガスに行き、遊びのつもりで賭けをするも、さらにその金が増えてしまうという、「こち亀」のような展開。やっぱり、賭けっては、欲を出さない方がいい結果が出るのね、と、変なところで感心してしまう。オチが好き。完全犯罪ではなかったけど、半完全犯罪と言っていいのでは。私は、映画の中の、人を傷つけない犯罪なら、結末は完全犯罪を望んでしまう。犯人側の立場に立って、共犯者のような気持ちになる。だから、詳しくは書けないけど、この結末はいい。評価 ★★★☆☆

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