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時差には、ライン 

2019年03月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:ウィーン

ブリュッセル空港の乗り換えも、無事通過して、ウィーン空港に到着したのは、夜の7時半であった。

市内までノンストップで15分という、特急電車CATの駅前に、今回は宿をとってある。

数年前に、主人と泊まったホテルだ。

何となく、周囲に土地勘があるのは、一人旅としては心強い。


CATの乗り場は非常にわかりやすく、大きく黄緑色で表示されているから、乗車券を買うまでは簡単だった。

でも、最初に乗った車両は、ウィーン行きではあったが異なる駅で、慌てて重い荷物を引いてプラットホームを替えて、何とかCATに乗車した。

駅を降りて、目的のホテルに着いた時は、さすがにホッとした。

9泊のホテル料金は、既にカード払いがすんでる筈だが、一応それだけは確認した。



ホテルに着いたが、長い旅の果て、かなりの空腹である。

機内では、映画を三本も見て殆ど眠らなかったのは、
時差にも関わらず、疲れて眠れる様にと思って居たのだが・・。


疲れよりも、空腹だ。


とりあえず、中央駅に出てみた。

夜の10時くらいだったけれど、人通りはたくさんあるし、上の階へ上ってみると、どうやらマクドナルドは開いている様子だ。

ビッグマックと、フライドポテトと、コーラのビッグサイズという、いつものメニューを頼んでみた。

気持ちよいほど大きなハンバーガーと、さすがの私も食べきれない量のポテトと、嬉しくなるサイズのコーラを前にして、

「おお、この大きさこそ、西洋だ!」と私は、心の中で喝采した。


こうして、ウィーン最初の夜は更けていったのだった。


だが、せっかく疲れた筈なのに、眠気は一向にやってこない。

結局、時差を逆手にとって、娘や色々な友達にラインを送った。

ウィーンが夜中でも、東京は八時間先に進んでいるので、既に午前中と言う事になる。

かくして、今回のウィーン旅行では、

「時差には、ライン」という、実に楽しい初体験をしたのだった。



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