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備忘録、として 

2019年02月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

71才も半分過ぎたシニアとしては、今後の展望を考えるのも、それなりに楽しい。


自然な成り行きとしては、70年近い間続けてきた音楽、が筆頭である。

でも、私は書くことが好きなのだ。

ボールペンが、キーボードに変わっても、書いている間は夢中になって時の経つのも忘れる。

ピアノを弾いていて、時が経つのを忘れることは、余りないのだが・・。


そもそも、ピアノはアスリートのように、練習時間を経た結果、お楽しみの時間に到達する場合が多いので、同じように語るのは難しいけれど。

ベタな言い方をすれば、私の場合は、書くことの修行をしたことが無いから、楽しいのかも知れないし。


聞いた話だが、人は誰でも一作は小説が書けるのだとか。

つまり、自分の人生を振り返ってみれば、自伝とか、家族伝とか、題材が一つくらいはあるのだという。

小説家になれるか否かは、その後も書き続けることが出来るか、と言うことらしい。


翻って自分に置き換えて見ると、回りには小説の題材になりそうな人は何人もいる。

その人達の人生を、自分なりに想像して、まぁ2年間位没頭して、書き上げたとしよう・・。


その後である。

まだ、元気だったとしても、結局2作目に取りかかる勢いはなくて、やっぱり自分はピアノだと、と思うのがオチだろう。

下手をすると、2年間無駄な時間を過ごしたなぁ、とすら思いかねない。


やはり、大きく舵を切ることは止めて、同じ道を歩み続けるのが、私には合っていそうである。


シニアになると、大きな決心でさえも、忘却の彼方に消え去ることが間々あるので、此処にメモ代わりに記しておくことした。



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余技として・・。

シシーマニアさん

この一言に尽きますね。

そのゆとりが、無いからこそ、ああでも無い、こうでも無い、とあれこれ悩んでいるのです。

それにしても、私の人生は、果たして特異なのでしょうか・・。今日は、ずっと師匠が仰ったことを考えていました。

私のピアノと、私のたどってきた人生と、どちらに希少価値があるのだろうか、等などと・・。

回りの方が関心を持って下さる程に、特異な人生を送っているのだとしたら。

それを知らずに過ごしているなんて、何と勿体ない事をしていたのでしょう。

今日は、私にとって大変希少な一日でした。

どうも、ありがとうございました。

2019/02/26 21:58:43

人生に無駄な時間などありません

パトラッシュさん

私には、二者択一すべき問題とは、思えないのですがね。
その時々で、軸足を替えてみる。
重心を移動させてみる。
くらいのことで、いかがでしょうかね。

少しでも、シシーマニアさんの片鱗に触れた人で、
その人生の軌跡に、興味を持たない人は、居ないと思います。
知れば知るほど、その以前を知りたい。
以後を知りたい。
それは貴女が、平凡なサラリーマンの奥さんでも、商家の嫁さんでもない、
特異な人生を歩んで来ているからです。
だって、ウイーンへの留学経験のある人なんて、そうそう居るわけでは、ありませんもの。

幾つもの小説が、お書きになれるはずです。
“大”小説を書こうとするから、いけないのです。
短編、掌編、断片、断章でいいのです。
それらを積み重ねて行けば良いのです。
まなじりを決してはいけません。
肩に力を入れ過ぎてもいけません。
気楽に書けばよいのです。
そう、余技としてです。

最後に、私の座右の銘を……
「小説は、エッセイのように書け」
「エッセイは、小説のように書け」
私はこれを、師と仰ぐ、山口瞳先生から教わりました。

2019/02/26 12:07:57

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