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「岬の兄妹」 

2019年02月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2018年/日本〕ある海辺の町で暮らす兄妹、良夫(松浦祐也)と真理子(和田光沙)。良夫は足が不自由で、真理子には知的障害がある。ある日、良夫は、家を抜け出した真理子が、男と性交し、金をもらった事に気付く。そんな中、良夫は働いていた造船所をリストラされ、食べる物にも事欠くようになる。切羽詰まった彼は、真理子に売春させ、金を稼ぐ事を思い付く・・・。試写会で観た。この映画、粗筋だけを読んだら、めちゃくちゃ重くて、心にズシーンと来そうだし、実際、私も、観る前は覚悟していたのだけれど、なんだろう、「観るに堪えない」という事はなく、言葉は悪いかもしれないけれど、中々面白いお話として、最後まで観てしまった。生活に困窮し、強い罪悪感に苦しみながらも、妹に売春をさせる、兄。そして、性交の意味を知らず、兄から、「仕事」と言われると、喜んで付いてゆく、妹。なんだろう、妹の、ある種の明るさが、救いなのだろうか。コミカルな場面もあり、劇場からは、時折、笑い声も聞かれる。上映後、主演の、松浦祐也さん、和田光沙さん、片山慎三監督、そして、映画評論家の森直人さんによるトークショーがあったのだけれど、やはり、松浦さんも、和田さんも、撮影で辛かった事は一つもなく、楽しい現場だったと話されていた。そんな雰囲気が、映画にも出ていたのかもしれない。ただ、これは映画だから、楽しめたのであって、現実だったら、どうにかならないものなのか。こんなに困っているのだから、行政に相談するとか、何らかの方法が取れないものなのだろうか。現に、兄の、たった一人の友人は、警察官だ。2人に対して、怒ったり、説教する暇があったら、もっと建設的な方向に導いてやればいいのに、と思う。税金って、本来、そういう事の為にあるんじゃないのか。評価 ★★★★☆

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