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「チャタレイ夫人は日本にもいた」 

2019年02月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1953年/日本〕職業軍人の夫・高島(岡譲二)と妻・朋子(轟夕起子)は深く愛し合っていたが、高島は演習中の怪我が原因で、性的不能者となってしまう。それでも献身的に夫に尽くしてきた朋子だが、ある日、高島の知人で画家の酒井(宇野重吉)から強引に迫られ、妊娠。高島は大変なショックを受けるが、生まれた娘・咲子を自分の子として、可愛がる。年頃になった咲子(若尾文子)に縁談話が持ち上がるが・・・。この映画を知った時から、私はずっと、エロティックコメディを想像していたのだけれど、とっても真面目なお話しであった。原作は直木賞作家の川口松太郎さんだけど、これ、ちょっとズルくないか?だって、D・H・ローレンスの小説、「チャタレー夫人の恋人」のストーリーを丸々、日本に置き替えただけ。川口松太郎さんが創作したのは、娘が生まれた以降の部分のみ。でも、まぁ、いいや。川口松太郎さんといえば、川口浩様のお父様で、私にとっては舅と同じ。もう何でも許しちゃう(笑)。「チャタレー夫人の恋人」は、芸術家、猥褻か、で、裁判にまでなったらしいけど、この映画は、そのようなエロシーンはなく、不能になった夫と、悩む妻、そして、その妻を愛しながらも、日陰の身でいるしかなかった画家の苦悩が大真面目に描かれる。ちなみに、日本で、「チャタレー夫人の恋人」が修正されて出版されたのが1935年。無修正が出版されるも、猥褻だと摘発されたのが1950年。裁判で負けて、性描写が削られたのが1964年。完訳版が出たのが1996年。(Wikipediaより)61年もの間に、世の中の方がどんどん進んじゃって、「これのどこが猥褻なの?」って時代になっちゃってるのが可笑しい。私は「チャタレー夫人の恋人」、好きだけどな。チャタレー夫人=コニーは、とても可愛い女だし、それに、文庫本の紹介にもあるように、そもそも、この物語は至高の恋愛小説なのだ。エロにばかり気を取られて、本質を見逃してしまっては、勿体ない。評価 ★★★☆☆この作品で、若尾文子さんの出演映画、161本中123本を観た事となりました。(★は観た作品)★春の雪 (2005)★竹取物語 (1987)★ある映画監督の生涯 溝口健二の記録 (1975) 幻の殺意 (1971)★男はつらいよ 純情篇 (1971)★スパルタ教育 くたばれ親父 (1970) 座頭市と用心棒 (1970)★天狗党 (1969)★千羽鶴 (1969)★濡れた二人 ..

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