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「長崎の歌は忘れじ」 

2019年02月08日 外部ブログ記事
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〔1952年/日本〕第二次世界大戦の真っ只中、アメリカ軍の兵士・ヘンリー・グレイは、日本人捕虜・オクムラタカシから、未完の楽譜を託され、完成を約束した直後、オクムラは死ぬ。戦争が終わり、オクムラの故郷・長崎を訪ねたヘンリーは、ホテルに勤務する牧原桃子(久我美子)と親しくなる。桃子には、原爆のせいで盲目になった姉・綾子(京マチ子)がいた。綾子は、自分の目を不自由にした、アメリカと、アメリカ人を決して許そうとはしなかった。綾子は、夫・道信の復員を心待ちにしていた。夫が戦死したら、自分も死ぬ、と公言するくらい、彼女は夫を愛していた。ところが、オクムラがヘンリーに託した曲が、道信の作曲ということが分かる。道信は捕虜になった際、偽名を名乗っていたのだ。義理兄の死を、綾子にどう伝えればいいのか。桃子は、悩み苦しむ・・・。これは大変に貴重な映画だ。観られて、めちゃくちゃ嬉しい。というのも、若尾文子さんが、ほんのチョイ役で出演されているのに、オフィシャルサイトにも、このタイトルが載っていない作品なのだ。しかも、この映画、公開されたのが、1952年3月27日。若尾さんのデビュー作とされている、「死の街を脱れて」は、 ↓https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2015-07-081952年5月22日なので、こちらこそ、本物のデビュー作ではないか。この映画に若尾さんが出演しているのではないか、という噂は、私も何かで読んではいたのだけれど、確証がなく、確証がないのに、DVDを買うのはためらいがあり、何年も迷っていたところに、友人Aさんが、DVDを持っていると知り、お借りして、観る事ができたのです。Aさん、本当にどうもありがとうございます。若尾さんのファンとして、とても貴重な映画だけれど、それを差し引いても、本当にいい映画だと思う。原爆で、盲目となりながら、出征した夫の帰りを、今日か、明日かと、待ちわびる京マチ子さんは、まるで童女のように可愛くて、本気で夫を愛しているのだなぁと、その気持ちの深さに心打たれる。そして、姉の夫が既に死んでいる事を知ってしまい、それをどう知らせようか、悩む久我美子さん。黙っていたら駄目なんだろうか、と、ちょっと思ったりもする。京さんは、夫の死を知ったら、後追いするのは間違いなさそうなので、5年10年して、京さんが諦めた頃、伝えるとか・・・って。いや、それは、戦後70年以上も経っ..

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