メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

日々是好日

DO IT PRO BONO 

2019年02月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 プラチナ美容塾新年会に参加

 写真は港北ニュータウン内の遊歩道。あちこちに水の流れる風景がある。

 昨日は田町駅近くの活動拠点でNPOの新年会に招かれました。私は同じ「プラチナ」繋がりもあり、同NPOの特別顧問も務めさせてもらっています。また、プラチナ・ギルド アカデミーの生徒さんも同NPOの経営に参画し、これまでもいろいろコラボしてきました。ことしはボランティアの現場を提供する同NPOと更なるコラボが出来ればいいなと考えています。

 さて、I理事長から、新年会でもあり謡曲を披露していただけませんかとの依頼がありました。もし本当に希望者がおられれば私の謡曲発表会にご招待することで勘弁願い、昨日は日本の古典芸能で、無形文化財に指定されている「能」について、その歴史と日本文化に与えている影響などについてお話しすることにしました。イタリアで始まったオペラに先立ち、700年前に室町時代に観阿弥・世阿弥により総合芸術として完成し、今なおその原型をとどめ継続的に演じられていることは驚きです。

 参加者の皆さんがどのようにお聞きになったかは分かりませんが、「能」は分からない、難しいとと、敬遠されがちです。しかしながら「歌舞伎」は江戸時代、登場人物の多い4-5番目ものの「能」が変化し、分かり易い大衆芸術になったことを知る人は少ないのです。また、相撲の好きなお年寄りでも井筒部屋、高砂部屋のように相撲部屋の多くは「能」から取り入れられた名前であることを知りません。

 確かに、世阿弥により14世紀に完成された芸能論(複式無限能)を踏襲し、大衆芸能の道と一線を画す「能」は敷居が高いのは事実です。方や狂言はより自由に時代の変化を取り入れた大衆化路線を広めていると言えるかも知れません。だからこそ昨日は「能」が日本文化に与えた影響を知らせたかったのです。

 お能においては劇が終わっても能楽師は顧客に挨拶をすることはありません。観客の拍手すら起こりません。神技としての相撲も試合に徹し、ある意味、観客を無視しする点は共通していると言えるかもしれません。ましてや横綱が勝負に勝って観客にガッツをするのは相撲本来の「心」を無視しています。

 最後に「羽衣」の小謡をご披露し、、15分の挨拶に変えさせてもらいました。さて、この三連休、全国的に寒波に覆われ、関東でも今晩か明日には雪が見られるかも知れません。どうぞご自愛の上、風邪などひかれませんように。日々是好日。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ