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2019年08月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 本当に驚きました!

 この写真もピンボケですが、アルガーブで見た夕日が沈む(昨日の写真)、丁度逆の空に大きなお月さんが昇っていました。

 海外旅行中に録画したTV番組をやっと見終えることができました。その中で最も驚かされたのが終戦記念日に放映されたNHKスペシャル「全貌2・26事件ー最高機密文書で迫るー」を見終えたときでした。

 NHKのドキュメンタリー紹介記事によれば、「私たちが知る歴史は、一断面に過ぎなかった―。NHKは「2・26事件」の一部始終を記した「最高機密文書」を発掘した。1936年2月、重要閣僚らが襲撃された近代日本最大の軍事クーデター。最高機密文書には、天皇の知られざる発言や、青年将校らと鎮圧軍の未知の会談、内戦直前だった陸海軍の動きの詳細など、驚くべき新事実の数々が記されていた。事件後、軍国主義を強め戦争に突入した日本。事件の「衝撃の全貌」に迫る。」

 私の父親は陸軍幼年学校から陸軍士官学校に進んだ職業軍人でした。私は父から戦時中のことを生前ほとんど聞くことはなかったのですが、2・26事件を起こした青年将校たちの多くは陸士の同期生であったと聞きました。このドキュメンタリーによれば、昭和天皇が歴史を振り返えり、忘れられない二つの事(直接国民に話しかけた敗戦のラジオ放送と2・26事件)の中に、これまで国民に知らされたことのなかった「2・26事件の真相」を知らされたと思いました。

 これまで2・26事件で海軍の関りが語られたことはありませんでした。このドキュメンタリー番組では最近発見された海軍の極秘資料によれば、2・26事件の発生の2週間前から海軍は陸軍内部の不穏な動きを察知し、克明に陸軍の動きを分析・事実を確認しながら、万が一の場合の内戦に備えて、九州で訓練中の海軍の戦隊を関東沖に配備し、陸戦隊も活発に行動していたとのことです。

 私たちは歴史の一部分しか知らされず、この事件の結果陸軍は政治面でも影響力を増し、軍国主義の台頭で第二次大戦に突入するのです。真実が語られないまま国民不在で、全てのことが進むのは中国や北朝鮮の他、全体主義や独占政権国家の下では当然のことです。しかしながら民主主義の体制の下でもメディアが真実を報道することがなければ、同様の結果になりうるのです。恐ろしいことですね。日々是好日。

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