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のんびり。

「ともしび」 

2019年02月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2017年/フランス〕ベルギーで暮らす老夫婦。穏やかで平和な暮らしに思えたが、ある日、夫が、収監されてしまう。残された妻・アンナ(シャーロット・ランプリング)の生活は、今までと変わりなく思えた。今まで通り、家政婦の仕事をし、今まで通り、スイミングスクールに通い、今まで通り、演劇クラスに通い・・・。けれど、生活は少しずつ壊れていく。息子を訪ねると、もう二度と来ないでくれ、と言われ、スイミングスクールの登録は抹消され・・・。ただただ、ひたすら、シャーロット・ランプリングの日常を観る。セリフは断片的で、最小限。そこから、物語を読み取るしかない。夫が収監された理由も分からない。ただ、分からないながらも、ヒントは小出しにされる。夫は、「冤罪だから」とか言ってるけど、その声は小さい。どう見ても、冤罪の人が必死になって助けを求めている様子ではない。しかも、妻は、「写真」を見つけてしまう。何の写真なのかは分からないけど、夫の事件の証拠である事に間違いなく、妻はそれを、家から少し離れたゴミ捨て場に、必死の形相で捨てにいく。もしも、事件が、私の想像する通りの事であったとするなら、それはどうにも許しがたく、妻に罪はないとはいえ、スイミングスクールで出入り禁止にされるのも仕方ない気がする。息子だって、そんな罪を犯した親父は、忌み嫌うだろうし、自分の子供にも、絶対会わせないだろう。母は関係ないとは分かっていても、一緒にいたのに、何をしていたんだという思いも強いと思う。夫の罪を受け入れているように見えた妻だけど、息子からの激しい拒絶の時だけ、一人になってから号泣する。唯一の激しい場面。人生って分からない。このまま、死ぬまで平和に暮らしていくんだろうな、と思ったとしても、一体どんな落とし穴が待ち受けているか。評価 ★★★☆☆

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