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新生、ではないけれど 

2019年01月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

久々に、ピアノを調律して貰った。

当地に転居してきた際に、紹介して戴いた方だ。

随分お世話になったが、その方は、数年前に銀座店に転勤になってしまった。

それから、私の調律難民が始まった。

中々、相性の良い技術の人に出会わなくて、そのうち主人が自宅療養をする様になってからは、調律をお願いする事も諦めたりしていた。


只、その方は、転勤後も単身赴任だったから、いずれ戻ってらっしゃるだろうとは思っていたのだが・・。

昨年、ヤマハを退職して、当地で新しい仕事に赴任した、という挨拶状を戴いたのだ。

現在は、実際に現場で動くというより、調律を教える立場にいる様子だったが、無理をお願いして、やっと昨日実現したのだった。


今回は、弦が切れたりして、又改めていらっしゃることになったのだが・・。

その方曰く、「数カ所に、新しい弦が張られているのですが、通常我々が巻く方法と、ちょっと違うなぁ、と思いまして・・。」

そうなのだ。

私が時折弦を切ったりすると、主人が何処からか弦を買って来て、張り替えてくれたのだった。

楽器店に所属していない者が、弦を調達するのは、結構大変だった、と言って居た。

久々だったけれど、その方も器用だった主人の事を思い出したらしかった。

まず、家に着いたときにも、ちょっとお参りに、と仰って、写真しか無いけれど、主人に手を合わせて下さったのだ。


私のピアノは、ニューヨークで買ってから30年近く経っているので、ハンマーをくるんでいるフェルトに、弦の跡が相当食い込んでいて、削らなければならない状態らしい。

本来はオーバーホールした方が良いらしいが、伺ってみたら、ヤマハの小型グランドが買えるくらいの費用が掛かるらしく、当分はだましだまし使うことにした。

大々的に手を入れた処で、これからの私が、何年弾き続ける事が出来るか・・。


今日からは、少し、地道に練習をしていこう。

音がクリヤになって気持ちが良いし、筋トレにもなることだし・・。



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