メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

独りディナー

老体に、鞭? 

2019年01月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

気のせい、なのかも知れないが・・。


昨年の後半は、巡礼の旅に出かけて、歩くことに専念した。

それは、様々な楽しみを、私にもたらせてくれた。

一方で、運動不足の人生を送ってきた身としては、それなりに、体の何処かを捻ったり、筋の痛みなどが、しばらく残っても居た。

それは、この年になれば何時ものことだし、数ヶ月もすれば自然に消えていくのだろうと、たかを括っていたのだけれど。


11月頃、からだったろうか・・。

背中の痛みが、ちょっとひどくなり、体をかがめて背中に体重の一部が掛かたりすると、その痛さは悲鳴ものであった。

まあ、人前では我慢できる程度ではあったけれど。

床に落ちたものを拾うのは、殆ど諦めた。

かつて友人のお母様が、肺がんで亡くなられたとき、最初は背中が痛くて病院へいらした、という話を思い出したりしながら、そんな事かもしれないと思ったりもした。


それが。

チェロを長く続けていたのに、お父様が急逝なさって、後継者となって以来、全く楽器を弾かなくなった友人が、先日会った時に言って居たのだ。

「長い間、片腕を極端に酷使し続けてきたのに、今は全く使わなくなったから、肩甲骨の下にある筋肉が痛むのよね」

「ピアノは、両手だから、もう少し自然な使い方をしてるでしょうけれど・・。」


そ・れ・だ!!

私にとって、その友人の言葉は、まるで啓示であった。

確かに、巡礼の旅の前後から、ピアノに向かう時間はすっかり減っている。

そうか、と思った瞬間から、既に背中の痛みが和らいだ気さえする。

それから、安心して、マッサージ器でももみほぐし、せっせとピアノを弾くことにした。

一般的に、痛みを感じないときは、忘れているものだ。


たまに、「おや、又背中が」と思ったときは、すぐさまピアノを弾く。

少し弾いていると、少なくとも、屈伸運動位は出来る程度に、痛みは消えている。

気のせいかも知れないが、痛みが消えるのだから、こんなに有り難い事はない。


もしかして、暫く練習を怠けていたシニアが、むち打たれたのだろうか・・?



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR





上部へ