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「日日是好日」 

2019年01月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2018年/日本〕大学生の典子(黒木華)は、ふとしたきっかけで、同い年の従姉妹・美智子(多部未華子)と共に、茶道を習い始める。教えてくれるのは、武田先生(樹木希林)。凛とした先生の佇まいに、2人は身も引き締まるような思い。軽い気持ちで始めた茶道だが、典子にとってそれは、生活の一部となり、気が付くと44歳になっていた。24年の歳月には、実に様々な事があり・・・。10月13日に公開された、この映画。もう随分経っているし、きっと空いているだろうと、1月4日に観にいったのだけれど、なんと、立ち見が多数出るほどの大盛況。静かな人気があるのか、それとも、正月休みで、皆様、暇だったのか(笑)。物語は地味だけれど、何と言っても、樹木希林さんの演技の素晴らしさに、言葉もない。樹木さんは、もう何十年もお茶のお稽古をされているかのような、(実際、されていたのかもしれないけど)本当の先生のようで、黒木華と多部未華子への教え方も、柔らかく、でも、その柔らかさの中に厳しさを感じるような、本物然とした佇まい。多部未華子は、途中で、人生の転換期を迎え、教室には通わなくなってしまうのだけれど、黒木華は、24年間通い続ける。映画は茶道と並行して、黒木華の人生が描かれる。私は、この映画を観ながら、ホッとしたというか、そんな気持ちになっていた。というのも、私もずっと以前に、たった半年間だけど、茶道の教室に通った事があって、お稽古で、一人ずつ順番にお茶をたててゆく中で、私は、教わった手順を、必死で頭で考えながらぎこちなく動くしかなく、同じタイミングで習い始めた生徒さんたちが、すんなりこなしているのに比べて、自分は駄目だなぁと、ちょっと自己嫌悪に陥った思い出があって。でも、この映画で、黒木さんも、多部さんも、当たり前のように、手順を忘れたり、抜かしたりして、樹木さんに注意されているのを見て、「なぁんだ、あの時の私と同じだ」と思い、もしかしたら、一緒に習っていた皆様も、実は内心、間違えないように必死だったのかもしれない、と、今になって、初めて気が付いたというわけで。その時、樹木さんが、「頭で覚えるのでなく、 お稽古を重ねれば、体が自然に動く」というような事を仰り、なるほど、とも思ったり。もしも、あの時、茶道が私の性に合っていたら、期間限定の半年のお稽古が終わっても、他の教室を探すなりして、続けていただろう。そうしたら、今ここには、こんなガサツな私でなく、別..

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