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「バラジュンギおじさんと、小さな迷子」 

2019年01月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2015年/インド〕パキスタンの山岳地帯で暮らす6歳の少女・シャヒーダーは、生まれつき、声を出す事ができない。そんな娘を心配した母は、ご利益があると言われる、国境を越えたインドの寺院に、シャヒーダーを連れてお参りに行く。ところが、その帰り道、シャヒーダーは、母親とはぐれてしまい、一人インドに取り残されてしまう。そんなシャヒーダーと出会ったのが、優しくて、お人好しのインド人・バジュランギ。彼は、なんとかシャヒーダーをパキスタンに返そうと、警察や領事館に連れていくのだが、話も聞いてもらえない。仕方なく、自分でシャヒーダーを送り届けようと思い立ったバジュランギ。しかし、激しく対立するインドとパキスタン、パスポートもビザも無しに、国境を越える事ができるのか・・・。試写会で観た。日本に入ってくるインド映画は、力強い作品が多いけれど、この映画もまた、素晴らしい。観た夜、夢に出てきたほど(笑)。前半は、割と平凡で、他のインド映画との違いはそれほどない。迷子の少女、シャヒーダーと、彼女を助けたバラジュンギの出会いが、コメディタッチで描かれる。突然、意味もなく歌って踊り出すのも、いつものインド映画と同じ(笑)。それがなかったら、160分の映画も、もう少し短くできることだろう(笑)。インドの皆様は、殆どが3時間近くある映画を、長いと思わないのだろうか。悠久のインドは、時間の流れ方まで違うのだろうか(笑)。という話はさておき、後半からが面白い。シャヒーダーをパキスタンの自宅まで、送り届けると決めたバラジュンギなんだけど、これが、トラブル続き。というのも、激しく対立するインドとパキスタンは、国境を越えることさえ、一般人には中々できないし、なんとか越えられても、スパイ容疑で、指名手配されてしまう。本当に不勉強でお恥ずかしい話だけれど、私は、インドとパキスタンの国境が、あれほどの緊張感があるとは知らず、驚いた。鉄条網が張り巡らされ、機関銃を持った兵士が見回りをしている。映画だからコメディタッチに描かれているけれど、現実に、どちらかに不法入国でもしようとしたなら、その場で射殺されそうな雰囲気。そんなこんなで、旅してゆくバラジュンギとシャヒーダーだけど、ラストは感動の嵐。インド映画、侮れない。評価 ★★★★☆

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