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「マイ・サンシャイン」 

2019年01月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2017年/フランス〕1992年。ロサンゼルス。ミリー(ハル・ベリー)は、親のない子を引き取って育てている、黒人女性。そんなミリーの家の隣人・オビー(ダニエル・クレイグ)は、子どもの声がうるさいと文句を付けてはいるが、実は優しい中年男。穏やかに暮らす事だけが願いのミリーたちだが、街は不穏な空気に包まれていた。スーパーで万引きを疑われた黒人少女が店主に射殺される事件があり、また、警察官の集団による黒人リンチが起り、黒人たちの怒りが頂点に達していたのだ・・・。この映画で描かれている、黒人少女の射殺事件と、警察官による黒人リンチ事件は、1992年の出来事だけれど、27年経った今でも、こういった事件は、全然なくなっていないと、実感する。日本にも、差別の問題はあると思うけど、アメリカの人種問題は、日本のそれとは質が違うし、やっぱり、肌の色で明らかに人種が分かってしまうから、問題が起こりやすいのかなぁとも思ったりする。それにしても、集団心理の恐ろしさったらない。この映画の主人公のハル・ベリーが、暴動のさなか、間違って逮捕され、パトカーに乗せられるんだけど、それを取り囲む群衆の様子には、心底、恐怖を覚えるし、私だったら死を覚悟するかも。略奪の場面も異常。無法地帯となった街で、人々は、スーパーなどに大挙押しかけ、商品を次々と、運び出す。それをしている人たちに、悪びれた様子はなく、むしろ嬉々としてやっている。テレビカメラが回っていても、お構いなし。日本で、災害など、何か非常事態の時、大きな略奪などが起こらない事に、海外の人は驚くというけれど、日本は、この先もずっと、いい意味で、世界から驚かれるような、秩序を保った国であってほしいと、こういった映画を観ると、いつも思う。評価 ★★★☆☆

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