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のんびり。
「生きてるだけで、愛。」
2019年01月05日
テーマ:テーマ無し
〔2018年/日本〕鬱で過眠症の寧子(趣里)は、一日中寝てばかりで、バイトもせず、生活は、同棲して3年の津奈木(菅田将暉)に頼っている。ある日、津奈木の元カノ・安堂(仲里依紗)が、突然アパートに訪ねてくる。津奈木とよりを戻したい安堂は、寧子に、「早く仕事を見つけて、ここから出ていけ」と言い、知り合いのカフェで働く事を勝手に決めてしまう。一方、津奈木は、勤務するゴシップ雑誌編集部のえげつないやり方に、苦しんでおり・・・。これは心にズシンくる。物凄く重い。観ているこちらが落ち込んで、鬱っぽい感覚に囚われてしまう。主人公の寧子は、何もできない、何かしたくても、動けない。掃除もしない散らかった部屋の万年床で、一日中、寝ている。さらに、そんな自分にイラつき、仕事から帰ってきた同棲相手の津奈木に当たり散らす。彼の欠点を指摘し、言葉で攻撃する。津奈木はそれを黙って受け止めているけれど、病気のせいとはいえ、ああ、もうやめて、と言いたくなる。津奈木に捨てられたら、寧子の生活は、明日から立ち行かなくなるだろうに。この八方塞がりな、綱渡りな感じ、他人事のようで、他人事でないような、不安と辛さでいっぱいになる。こんな不安定な世の中、絶対、なんてないし、心の拠り所にしている人や、趣味や、経済的基盤を失う可能性は、誰にだってあるだろう。想像すると怖い。どうも、寧子という人は、幸せを掴みかけた時、それを自ら壊そうとしてしまう傾向があるようだ。もっと素直に受け止めていいんだよ、と、見ているこちらは言いたくなるけど、そういう人って、確かにいる。むしろ、不幸な自分が好きで、不幸でいたいのかもしれない。寧子を演じた趣里が凄い。私は今まで彼女の事は、水谷豊と伊藤蘭の娘なだけの、ただの二世タレントで、お嬢さん芸しかできない人だと思ってた。でも、この映画で、見ているのも辛いような女の役を、全身で演じていた。見る目が完全に変わった。そんな彼女を受け止める同棲相手を演じる、菅田将暉くんも、すごいな。彼は、感情を殆ど表に出さないけど、何も感じていないわけではなく、おそらくは心の奥底で、色々抱えているものがあろうのだろう。そんな男を、説得力のある演技で好演。元旦に観るには、あまりに重かったけど、観て良かった。評価 ★★★★☆
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