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「黒い画集 第二話 寒流」 

2018年12月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1961年/日本〕安井銀行の課長・池部良は、常務の平田昭彦の、半ば強引な推薦により、池袋支店長に抜擢される。挨拶回りで行った料亭の女将・新珠三千代から、融資の相談を受けるうちに、一線を越えてしまった池部。新珠は夫に死なれ、池部だけが頼りだ、と言う。ところが、平田に新珠を紹介した際、新珠の美しさに平田の目が光った。以来、平田は、口実を作っては、新珠に近付くようになる。池部が地方に飛ばされる事が決まった。全ては平田の采配だ。池部が興信所を使って調べると、やはり平田と新珠は出来上がっている。このままでは終わらせない。池部は、平田を失脚させるべく、作戦を練るが・・・。松本清張の短編シリーズ第二弾。小説では、オチに多少の無理がある気がしたけど、映画は、その無理を通したあと、まだその先が描かれている。しかし、どう描かれようと、池部良の惨めな感じは変わらない。やっぱり世の中は弱肉強食。力の有る者は、どこまでも権力を振るい、弱い者は去るしかない。理不尽だけど、それが現実なのかもしれない。平田昭彦の憎たらしい事ったら。彼は、池部良と新珠三千代と3人で、1泊でゴルフ旅行に出かけた際、深夜、新珠の部屋に行って、布団に入ってくる。新珠が驚いて逃げると、「一緒に寝るだけ」って、うーん、気持ち悪い。私だったら、もう二度と会いたくないと思うけど、その後、いつの間にか二人が出来上がっているところを見ると、新珠も、能力のない池部より、力を持っている平田の方に魅力を感じたという事か。いや、利用するためかもしれないけど。平田は、池部が色々と小細工して、自分を陥れようとするのを、ことごとく阻止してくる。池部をヤクザの宴席に呼んで、「これ以上何かすれば痛い目に遭わせる」と暗に匂わせる場面など、「ひゃ〜」って感じ。そのヤクザの親分も、最後まで顔だけは笑っているから余計に怖い(笑)。私だったら、諦めて、もう大人しく、静かに暮らすかな。だって痛いのは嫌だし(笑)。評価 ★★★☆☆

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