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敏洋’s 昭和の恋物語り

ポエム・ポエム・ポエム 〜正午編〜 =オー・ソレ・ミオ= 

2018年12月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



あゝ 何ともどかしい。
どうしてもっと早く! 伝わらぬ……

あゝ このもどかしさ。
どうしたことか この胸のつかえ!

ことば、そう お前のせいだ。
お前のせいだ、お前がいるから!
私の胸の叫びが 通じない。
    
さあ わかっておくれ!
この胸のときめきを
                                   

バイオリンょ もっと高らかに!
響け! 叫べ! そして伝えておくれ。

オー・ソレ・ミオ!


私の手に お前のその手を
重ねておくれ 今すぐに!

私の熱い想いを 口づけとともに
その手のひら いっぱいに あげたい。
さあ、その手を。

おゝ どこへ行く!
私が 何しをたと言うのだ。
お前の怒りを買うようなことを……
 
お願いだ!戻っておくれ
あなたは素晴らしい!
素晴らしい 魔女だ

         おゝ 私のあなた……    

                                       
=背景と解説=

滾る情熱を、一気に吐き出した観があります。
伝わりましたかね、あなたには。

……
当時の彼女に見せたとき、(本当は、声に出してみたかったのですが。さすがにできませんでした)、なんということか。
彼女、吹き出してしまったんです。
やっぱり、オーバーですかね。
でも、笑い出したんですよ。
「こんな風に口説いているんだ」って。

確かに、プレイボーイだって、巷(ちまた=高校内)で噂になっていましたからね。
そのときのわたし、大きなショックを受けたような気がするのですが、
「バレたか」なんて言ったのではないかと……。

あのときに、正直に告げていれば、ひょっとしてひょっとして、人生が変わっていたかも?

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