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敏洋’s 昭和の恋物語り

えそらごと  (二十五) 

2018年11月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



休日の駐車場は、ほぼ満杯状態になっている。
その殆どが家族連れと若いカップルだ。
単独で登ってくる者はまずいない。
というより、彼ぐらいのものだ。
なので、胡散臭い目でいつも見られた。
(分かってるよ、中には入らねえよ)と、車から降りることなく下っていく。
しかし今日は違う。カップルではないけれども、二人の女性同伴だ。

駐車場は満杯の状態だったが、幸いにも一台の車が目の前で発進した。
幸運に感謝しながら、「日頃の行いがいいからすぐに止められたよーん」と、軽口を叩いて止めた。
「何を言ってるの、二人の乙女のおかげよ」と貴子が言うと、思いも掛けずに「そうそう」と、真理子の声が彼の耳に聞こえた。
ミラーを見ると、俯いた真理子が居る。
そして貴子が手を叩いて「山の神さまも美女には甘いのね」とはしゃぎ回った。

プラネタリウムの中では、投影機を中心にして、その周りに椅子が設置されている。
背もたれを大きく倒して、ドーム型の天井に投影される季節ごとの星々を観ることになる。
貴子が気を利かせて真理子を中央にして、彼を隣り合わせに座らせた。
気恥ずかしさが少し残ってはいたが意を決して話しかけた。

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