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日本語でミサ、を。 

2018年10月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

スペイン旅行中は、10回以上もカトリックのミサに参列して、大凡の流れはつかめた様に思う。

しかし、所詮スペイン語であるから、詳細はわからない。

今回の上京中、日曜日の午前中は空いていたので、四谷のカトリック教会、聖イグナチオへ、お邪魔してみた。

日本語で、おさらいをしよう、という魂胆である。


事前に、名古屋の牧師さんにその旨を申し上げたら、カトリック教会のミサの流れが記述されているサイトを、教えて下さった。

私が毎週お邪魔しているプロテスタントの教会に於いては、礼拝の中心は牧師さんのお説教である。

一方、カトリック教会では、お説教よりも、御整体拝領がメインらしい。


イグナチオ教会には、どうやら立派なオルガンが設置されている様子で、演奏も聞き応えがあった。

カトリック教会では、御聖体拝領の間に演奏される音楽は、毎回与る人数が異なる訳だから、長さはそれに応じて即興で演奏される、という話はオルガンの友人から聞いていた。

そのことを思い出して、注意しながら聴いていたのだが、神父様がワインを飲まれて、容器を拭いて片付けられて、そのあと後ろの席に座られたのと同時に、曲が終わったのには感心した。


注意深く聴いていると、終わりの方はいつでも終止形の和音にたどり着けるように、その前後の和音を行ったり来たりしていた。

やや長くなりそうな気配だと、和音を引き延ばして旋律がつけ加えられたりもして、弾いているオルガニストの気持ちが伝わってくる様で、中々面白かった。


全体の印象は、言語としての意味がわかるだけに、自分がいかに異分子であるか、という感覚が更に強まった気がした。


巡礼の旅の集大成、となったかも知れない。



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教会音楽では、

シシーマニアさん

即興演奏、と言うのが重要らしいのです。

カトリックの教会にお邪魔するときは、即興演奏を聴きに行くのだ、と言っても過言では無いのです。

楽しかったです。

2018/10/23 19:12:57

さすがです。

彩々さん

聖体拝領の時の音楽が、神父様の動きに
合わせて、終わるようにオルガ二ストが
演奏しているなんて、初めて知りました。

さすが、シシ―さんの耳は違いますね。

2018/10/23 13:53:28

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