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のんびり。

「この世界の片隅に」 

2018年10月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2016年/日本〕昭和19年。18歳のすず(声・のん)は、生まれ育った広島市から呉市へ、嫁いだ。のんびりしたすずは、嫁ぎ先で、失敗も多かったが、夫や、義父母や、義理姉や、義理姉の娘との生活も軌道に乗り始める。そんな中、戦況は厳しくなり、軍港のある呉は、アメリカ軍から、格好の標的にされ・・・。先日、茨城県に旅行に行った時、昭和な映画館、土浦セントラルシネマズに行ったと書いたけれど、 ↓https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2018-09-20その時、観たのが、この、「この世界の片隅に」です。2年前に公開され、すでにもう、DVDのレンタルもされているこの作品を、劇場で観るのは、一瞬の迷いがありましたが、でも、大変に評価が高い作品だと聞いているし、せっかく来たのだから、と、チケットを買ったのです。感想は、といえば、もう、言葉もありませんでした。こんなのんきな主人公で、のんきな絵で、出だしはのんきな物語だというのに、緊張感が半端ないのです。主人公のすずが、のんきな女の子であればあるほど、何か悪い予感、この先、何か嫌な事が起るに違いない、という、ピリピリした感じに満ちている。時代が、昭和19年、場所が広島、と聞けば、「歴史を知っている日本人なら、当然だろう」との向きもありましょうが、でも、同じ題材を扱った映画の全てから、これほどの緊張感が伝わってくるのかといえば、そういうわけではありません。詳しくは書けませんが、広島で起こった戦争の悲劇は、原爆だけではない、というか、おそらく、戦争中は、日本のあらゆる所で、人の数だけ、悲しみがあったであろうことが、これを観ると分かります。そして、この映画の良さを、さらに引き出しているのが、すずの役を担当されている、のんさんの声。こんなに、絵や内容と合った声ってあるんだろうか、というくらい、ピッタリで、素晴らしかったです。のんさん、これからも頑張ってほしい。本当に観て良かったです。この映画のDVD、実はちょうど、友人からお借りしていたものですから、茨城県から帰ったその日のうちに、もう一度、観ました。記憶をさらに上書きできてラッキーでした。多くの方に観てほしいと心から思っています。評価 ★★★★★

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