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のんびり。

「迫り来る嵐」 

2018年10月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2017年/中国〕1997年。中国。ユイは、大きな工場で警備を担当する男。この工場の敷地内で、連続女性殺人事件が起こる。ユイは、刑事気取りで、犯人を探し始める。彼は、警備の仕事で実績を上げているし、警察でも、顔馴染みなのだ。4人目の女が殺された。犯人らしき男を見つけ、追いかけるユイ。しかし、取り逃がした上に、一緒にいた仲間を死なせてしまう・・・。試写会で観た。第30回東京国際映画祭で上映された作品だそうで、来年の1月、一般公開されるようだ。この映画の特徴は、雨。とにかく、ほぼ全部の場面で、陰鬱な雨が降っている。雨が降っていない時でも、空はどんよりと曇り、カラっと晴れた日は一日もない。そんな中、起る殺人事件。雨で濡れた死体、というのは、青空の下で見るそれよりゾッとするし、嫌な気持ちが数倍増す。そして、刑事でもないのに、なぜか必死になって、犯人を探す、主人公。彼は工場の、しがない警備員だ。他の警備員より、少しだけ、工場内の盗難を解決した件数が多かった事で、表彰され、満更でもない様子を見せるだけの、エリートとは言えない男だ。彼は、犯人を挙げて、皆の尊敬を集めたかったのか。いや、セリフの中に、「公務員になれる」というのがあるから、事件は、自分にとって、チャンスだと思ったのかもしれない。けれど、そんな彼の必死な行動が、彼自身と、周囲の人間の運命を大きく変えてしまう。ラストは、不完全燃焼ではないけれど、虚しさも大きい。評価 ★★★☆☆

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