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人生いろは坂

真実は自分の目で 

2018年09月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 かつてサラリーマンの所得が増え始めた頃、百科事典ブームがやって来ました。中でも記憶に
残っているのは、ブルタニカという百科事典でした。出版元は外国だったようです。
 
 猛烈なセールスによって爆発的に売れ行きを伸ばしたようです。一軒にワンセットと言っても
過言ではないくらいの普及率だったのではないでしょうか。私も思わず手が出そうでしたが思い
止まりました。

 私はブルタニカの百科事典を買う代わりに日本の出版社が発刊した科学百科を買いました。
この百科事典も分厚い本で、幾らかは目を通しましたが、どこの家でもそうであったように
本棚の飾り物になってしまいました。

 このように何々百科などと言うものが次々に売り出されては消えていきました。今では誰も
見向きもしない本棚の厄介者になっています。そしてパソコンが普及した今、更にはスマホという
手の平サイズの万能機器が普及した昨今、百科事典の必要性はなくなってしまいました。スマホや
パソコンで検索すれば色んな情報が手に入ります。まさに情報の宝庫だと言っても過言ではないと
思います。

 その代わりネット上の情報の中には信頼性の薄いものも少なくないようです。さて情報は確かな
ものでなければなりません。科学百科に書かれていた情報も大きな変化はないものの、近年の著しい
発見や科学技術の進歩で書き換えられた部分も少なくないのではないでしょうか。そう、情報は
時々刻々と変化するものなのです。

 かつて人類は天体望遠鏡というものを手に入れ、宇宙と言うものの歴史を知りました。天井から
漏れてくる光のように思えていたものが、実は果てしない空間にある星という存在であることも
望遠鏡の進化によって大きな変化を見せました。

 望遠鏡の進化は、その初めから意図されていたかのように宇宙全体の謎を解き明かし、私たちの
意識にも大きな変化をもたらしています。そして新しい発見がある度に意識の変化は今も続いて
います。

 空に穴が空いていて、そこから光が漏れているように見えたような時代から、今は何万光年彼方
もの宇宙の姿を見ることが出来るようになりました。宇宙の観測技術は進化し続けています。
進化と共に新しい発見があります。

 そして気が遠くなるような137億光年の彼方には宇宙誕生当時の姿を見ることが出来るように
なりました。しかし、光の速度での137億年ですから、見ているものはもうとっくに消えている
ものなのかも知れません。今見えているのは過去の宇宙の姿、それがやっと今、地球に届いている
のです。

 と言われてもピンと来ません。真実は自らの目で確認したものでなければ確かなことは分からない
のです。特に時々刻々と変化している世界情勢は報道されているものを見聞きしただけでは本当か
どうか分かりません。

 ニュースソースの発信元(何々通信社)が意図して報道している場合があるかも知れません。
外国から入ってくる情報は数少ない特定の発信元が情報提供者という場合が多く、そうした情報は
日本の報道各社がお金を出して買ったものです。

 だからこそ現地で真実を確かめたいとフリーのカメラマンなどの活躍の場があるのだと思います。
情報提供者が、都合が悪いと思ったら、そのような情報は止めてしまいます。○また、多くの場合、
その国や地域に住んでいないと分からない「何か」があります。その「何か」が事件の背景になって
いることが少なくありません。そんな「何か」は、そこに住み続けてみなければ分かりません。

 このように真実と言うものはなかなかつかめないものです。人の噂や作り話に惑わされないように
真実を見極める確かな目を養いたいものです。

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