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2018年08月30日 外部ブログ記事
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 ワインの産地表示ルールについて

 先般のフランス・ボルドーのシャトーで宿泊し、ワイン・テーストの機会を得たことを書きました。写真は宿泊したシャトー(城ではなく、この場合はワイナリーの意味)のブドウ畑。(日本は棚栽培が一般的だが、世界のブドウ栽培は収穫量は落ちるがより良いブドウになる垣根方式が一般的。このオシャトーではこれから労働者を入れ人海戦術で収穫する(昔、ロンドンから休暇で出かけた、南アフリカ・シュテルンボッシュなどのワイナリーでは機械による収穫も行われている)。

 さて今日の話題はワインの産地表示の問題です。国税庁は欧米並みに産地表示のルールを厳格化し、10月30日から国産ブドウを100%使用したワインだけを「日本ワイン」とすることにしました。また、ラベルも産地名+ワインの場合は収穫地と醸造地があるときは地名のブドウを85%以上使用すること、ブドウの収穫地名はその地域に収穫地があるときには地名のブドウを85%以上使用することを条件とします。

 これらのルールの厳格化は国際水準に合わせたもので、基準を満たせない日本のワイン・メーカーはラベル名や日本ワインの名称が使えなくなるケースも出てきます。同時にブランド力を持ちルールを厳格に守るメーカーは値上げに転じる可能性もあります。カリフォルニア州のナパ・ワイナリー等は観光客の集客でも成果を上げています。

 フランス・ワインはボルドーとブルゴーニュが有名ですが、原産地統制呼称は(AOC)は1935年に制定されています。以前にも紹介しましたが、フランスではワインナリーでは干ばつの時にも水をまいたりすることは法律で禁じられ、自然のままで育成するのが条件となっています。従って雨が多く、ブドウの出来が悪い年は良いワインが出来ず、美味しいワインの製造された年が問題となってきます。日々是好日。

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